日本人トップは新潟のMF秋山裕紀!…サッカーの研究機関が今季の“ベストパサー”100名を発表

2023年10月19日(木)21時36分 サッカーキング

トップ100に名を連ねた選手たち [写真]=Getty Images、J.LEAGUE via Getty Images

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 スイスに拠点を持つサッカーの研究機関『CIES Football Observatory』は18日、現行シーズンにおける世界の“ベストパサー”100名をランキング形式で発表した。

 発表によると、今回のランキングは『Wyscout』のデータを参考に作成されたもので、10月17日までに行われた現行シーズンの国内リーグ戦のうち、少なくとも450分間以上に出場した選手のプレーが対象になっているという。なお、ランキング作成の際に使用される指標では、パスの成功数や成功率のほかに、チームメイトと比較した際のパスの比率や試合の平均レベル等が考慮されているという。

 映えある1位に輝いたのは、マンチェスター・シティの中盤の底を務めるスペイン代表MFロドリ。90分あたりのパス数は「111」で成功率は「95.0%」にまで上っている。2位以下にはバルセロナ所属のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングやレアル・マドリード所属の元ドイツ代表MFトニ・クロース、バイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒなどが並んでいる。

 また、Jリーグからは合計4選手が100位以内にランクイン。Jリーグ在籍選手の最高位はアルビレックス新潟のMF秋山裕紀で58位。90分あたりのパス数は「74」で成功率は「91.4%」となっている。続いて77位にジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁、78位にセレッソ大阪のMF喜田陽、98位に川崎フロンターレのブラジル人MFジョアン・シミッチが入った。Jリーグ以外に所属する日本人選手はランクインしていない。なお、40代の選手でトップ100に名を連ねたのは、遠藤とフルミネンセ所属の元ブラジル代表MFフェリペ・メロの2選手のみとなっている。

 ランキングのトップ10とJリーグ在籍選手の順位は以下の通り。

ランキングのトップ10
※カッコ内は(所属クラブ/国籍)、⭐︎はJリーグ在籍選手

1位 ロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン代表MF)
2位 フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/オランダ代表MF)
3位 トニ・クロース(レアル・マドリード/元ドイツ代表MF)
4位 エセキエル・パラシオス(レヴァークーゼン/アルゼンチン代表MF)
5位 グラニト・ジャカ(レヴァークーゼン/スイス代表MF)
6位 アシュラフ・エル・マハディウィ(アル・タアーウン/オランダ)
7位 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン/ドイツ代表MF)
8位 アルバロ・フィダルゴ(クラブ・アメリカ/スペイン)
9位 オリオール・ロメウ(バルセロナ/スペイン)
10位 ヤフヤー・ジャブラーヌ(ウィダード・カサブランカ/モロッコ代表MF)

58位 秋山裕紀(アルビレックス新潟/日本)⭐︎

77位 遠藤保仁(ジュビロ磐田/元日本代表MF)⭐︎
78位 喜田陽(セレッソ大阪/日本)⭐︎

98位 ジョアン・シミッチ(川崎フロンターレ/ブラジル)⭐︎

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