森友哉の流出は不可避!?西武が選手から不人気な訳、球界OBが証言「立地が悪すぎる」

2022年10月20日(木)16時57分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 日本プロ野球機構(NPB)は、10月17日に2022年度のフリーエージェント(FA)有資格選手名簿を公示。今季、新たに国内FA資格を取得したのは24名、海外FA資格を取得したのは19名、すでに国内FA資格を有する20名、海外FA資格を有する46名と合わせて、計109名がFA有資格選手となった。

 今年は西武の森友哉外崎修汰、楽天の松井裕樹、日本ハムの近藤健介、ロッテの中村奨吾、阪神の岩崎優や岩貞祐太、広島の西川龍馬らが新たに国内FA資格を取得。超ビックネームが目白押しのFA当たり年となっている。

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 その中でも特に去就が注目されるのが、首位打者やMVP獲得経験もある西武の扇の要、森友哉だ。

 横浜や日ハムでプレーし、日本代表でもコーチ経験のある野球解説者の高木豊氏は、自身のYouTubeチャンネルで森のFAについて「出る」と断言。「もし本当に出ないと腹を決めて西武と交渉に入っているのであれば、『出ませんよ』って言う。だけど何も発信をしないということは、たぶん出る」と予想した。

 噂されるオリックス入りについては、「絶対合ってる」とし、「打って活躍して目立つのは全然いいんだけど、個人では目立ちたくない」と、森の性格を分析。「(大阪が)地元ということもあるし、空気感というのもある。森はオリックスかな…という気がする」と、オリックス移籍を濃厚視した。

 今季、FA市場の台風の目になると予想されるのが、2年連続のパ・リーグ 王者、オリックス。高木氏は「いいチームだし良くなっている。オリックスは行き甲斐があると思う」と語り、「コロナ禍で外にも出られない。外で誰かと会っていたらすぐ嗅ぎ付けられる。選手は野球だけで目立って、私生活では目立ちたくないからね」と、オリックスの自由なチームカラーを支持した。

 一方、慰留に全力を注ぐ西武に対しては、「あそこに毎日通うっていうのは大変だと思う。立地が悪すぎる。選手が電車を使うなら別だけど、使えない」と苦言。ベルーナドーム周辺は一本道のため渋滞にはまることも多く、高木氏自身も、「夏場の暑い日に(渋滞にはまって)、試合に遅れないようにタクシーを降りて走ったこともある」、「遠征に出る時にも大変。日本ハム時代に、西武で終わってその後飛行機移動の時に、車だと空港まで何分かかるかわからないから、電車で行ってくれって言われた」と、西武の交通事情を明かした。

 9年間通い慣れた埼玉所沢か、それとも地元大阪か、はたまた新天地か…。果たしてどこのチームを選ぶのか、日本代表捕手の去就から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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