首位・神戸、鹿島下して3連勝! 2位・横浜FMも白星で勝ち点差「4」変わらず

2023年10月21日(土)16時2分 サッカーキング

 明治安田生命J1リーグ第30節が21日に行われた。

 代表ウィーク前の9月末に行われた前節、首位ヴィッセル神戸が2位横浜F・マリノスとの直接対決を制し、その勝ち点差は「4」に広がっていた。このまま逃げ切りたい神戸は『国立競技場』にて、4位鹿島アントラーズと対戦。残り5試合勝ち続けるしかない横浜FMは、ホームに14位北海道コンサドーレ札幌を迎えた。

ヴィッセル神戸 3−1 鹿島アントラーズ

 試合の均衡が破れたのは16分、神戸が先手を取る。井出遥也が左サイドの深い位置から浮き球で折り返し、ゴール前の佐々木大樹がヘディングシュートを叩き込んだ。

 44分、神戸がリードを広げる。武藤嘉紀が左サイドの深い位置で味方のロングフィードを収めると、タイミングを見計らって右足アウトサイドでクロスを供給。ボックス中央の井出が頭で合わせて押し込んだ。

 神戸は62分、セットプレーの流れから酒井高徳がゴールネットを揺らしたものの、オフサイドポジションにいた大迫勇也のプレー関与で得点は認められない。

 84分、神戸が正真正銘の3点目を獲得。味方がコーナーキックに合わせたボールが左ポストに当たって跳ね返ると、こぼれ球に反応した佐々木がペナルティエリア左で右足一閃。角度のないところからボレーシュートを叩き込んだ。

 終盤に1点を返されたものの、神戸は3−1で勝利して3連勝を収めた。敗れた鹿島と神戸の勝ち点差は「14」に広がり、鹿島の逆転優勝の可能性は消滅した。

【得点者】
1−0 16分 佐々木大樹(神戸)
2−0 44分 井出遥也(神戸)
3−0 84分 佐々木大樹(神戸)
3−1 90+1分 松村優太(鹿島)

横浜F・マリノス 4−1 北海道コンサドーレ札幌 

 横浜FMは19分に先制成功。宮市亮がアンデルソン・ロペスのスルーパスに抜け出すと、冷静に相手GKとの一対一を制してゴールネットを揺らした。

 追いかける展開となった札幌は29分、菅大輝がペナルティエリア手前で左足を振ったものの、シュートはクロスバーに直撃。前半は横浜FMの1点リードで折り返す。

 後半に入ってからも拮抗した展開が続くなか、お互いにチャンスを生かすことはできないまま終盤に突入。それでも84分、横浜FMが待望の追加点を獲得する。ヤン・マテウスが右サイドからクロスを送ると、ボックス中央の杉本健勇がボレーシュートで合わせる。上手くミートはできなかったが、ボールは相手GKの頭上を越えてゴール左に吸い込まれた。

 横浜FMは後半アディショナルタイム1分、エウベルがカウンターを仕上げて大きな3点目を獲得する。その2分後、札幌に1点を返された横浜FMだったが、試合終了間際に植中朝日がダメ押しの4点目をマーク。横浜FMは4−1で勝利して2試合ぶりの白星となり、神戸との勝ち点差「4」を維持した。

 次節は28日に行われ、神戸は湘南ベルマーレと、横浜FMはアビスパ福岡と対戦する。

【得点者】
1−0 19分 宮市亮(横浜FM)
2−0 84分 杉本健勇(横浜FM)
3−0 90+1分 エウベル(横浜FM)
3−1 90+3分 田中駿汰(札幌)
4−1 90+6分 植中朝日(横浜FM)

サッカーキング

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