ミラノ・ダービーは劇的決着!…インテル、イカルディ弾で公式戦7連勝

2018年10月22日(月)5時33分 サッカーキング

インテルがエースのイカルディ(右から2人目)の決勝点で“ミラノ・ダービー”を制す [写真]=Getty Images

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 セリエA第9節が21日に行われ、インテルはホームでミランと対戦し、1−0で“ミラノ・ダービー”を制した。

 先に攻勢に出たインテルは12分、マウロ・イカルディがクロスを押し込んでゴールネットを揺らしたが、ニアで触ったマティアス・ベシーノのオフサイドをとられてノーゴール。22分にはFKからイヴァン・ペリシッチがヘディングシュートを放つが、GKにセーブされた。

 しかしインテルは30分、ラジャ・ナインゴランが序盤から激しくやり合っていたルーカス・ビリアとの競り合いで左足首を痛めて途中交代。代わりにボルハ・バレーロが送り出された。それでも攻勢を続け、34分にCKの流れでステファン・デ・フライがボレーを放つが、右ポストに直撃。38分にはシメ・ヴルサリコのシュート性の鋭いクロスに、イカルディが飛び込むが、得点には結びつかなかった。

 一方のミランは42分、スソのクロスをアレッシオ・ロマニョーリが触り、ファーで待ち構えていたマテオ・ムサッキオが押し込むが、これもオフサイドの判定。前半は両軍が激しい攻防を見せたが、スコアレスで折り返す。

 後半は一転して決定的なチャンスが生まれず、インテルは70分にペリシッチをケイタ・バルデ・ディアオに、ミランは74分にハカン・チャルハノールをパトリック・クトローネに代えて膠着状態の打開を狙うが、なかなかスコアは動かない。

 それでも後半アディショナルタイム2分、ベシーノの意表を突くクロスに中央のイカルディがヘディングで合わせて劇的ゴール。これが決勝点となり、インテルがミラノ・ダービーを制して公式戦7連勝を飾った。敗れたミランは、8月25日のリーグ戦第2節ナポリ戦以来、公式戦9試合ぶりの黒星を喫した。

 インテルは24日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でバルセロナと、ミランは25日にヨーロッパリーグ・グループステージ第3節でMF乾貴士が所属するベティスと対戦する。

【スコア】
インテル 1−0 ミラン

【得点者】
1−0 90+2分 マウロ・イカルディ(インテル)

【スターティングメンバー】
インテル(4−2−3−1)
ハンダノヴィッチ;ヴルサリコ、デ・フライ、シュクリニアル、アサモア;ベシーノ、ブロゾヴィッチ;ポリターノ(82分 カンドレーヴァ)、ナインゴラン(30分 B・バレーロ)、ペリシッチ(70分 ケイタ・バルデ);イカルディ

ミラン(4−3−3)
G・ドンナルンマ;カラブリア(90+2分 アバーテ)、ムサッキオ、ロマニョーリ、ロドリゲス;ケシエ(84分バカヨコ)、ビリア、ボナヴェントゥーラ;スソ、イグアイン、チャルハノール(74分 クトローネ)

サッカーキング

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