伝統の“ギリシャ・ダービー”が後半開始早々に中断…爆竹の爆発に巻き込まれた選手は意識朦朧

2023年10月23日(月)16時30分 サッカーキング

オリンピアコス(左)とパナシナイコス(右)のサポーター [写真]=Getty Images

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 22日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第8節オリンピアコス対パナシナイコスの一戦は、パナシナイコスに所属するDFフアン・カルロスが爆竹の爆発に巻き込まれたことで、試合中断となったようだ。同日、スペインメディア『マルカ』や『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 ギリシャを代表するクラブのオリンピアコスとパナシナイコスによる“ギリシャ・ダービー”が行われたが、観客の愚行が熱戦に水を差した。発端は、後半開始早々にオリンピアコスのMFマディ・カマラが同点ゴールを決めた直後のことで、パナシナイコスのウォーミングアップエリア付近でスタンドから投げ込まれた爆竹が爆発。この影響でパナシナイコスのDFフアン・カルロスが目眩を引き起こし、倒れ込んでしまう事態に。意識朦朧としたまま担架で運ばれた同選手だが、幸いにも回復に向かっているとのことだ。

 なお、この事態を受けたパナシナイコスの選手たちがロッカールームに引き上げると、一時中断から2時間後に審判団が試合中断を宣言。中断時点でのスコアは1−1となっている。

サッカーキング

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