元フランス代表DFマチューが“2度目”の現役引退…2年前に母国のアマチュアクラブで再始動

2023年10月24日(火)12時2分 サッカーキング

DFジェレミー・マチューが2度目の現役引退 [写真]=Getty Images

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 バレンシアやバルセロナなどで活躍した元フランス代表DFジェレミー・マチューが、“2度目”となる現役を引退することを発表した。

 1983年10月29日生まれのマチューは現在39歳。プロキャリアをソショーで始めると、トゥールーズを経て、2009年夏にバレンシアに加入した。本職は左サイドバックだが、当時指揮していたエルネスト・バルベルデ監督によってコンバートされたセンターバックにも順応。2014年夏からはバルセロナに活躍の場を移し、在籍3シーズンでクラブ公式戦通算91試合に出場するとともに、ラ・リーガやチャンピオンズリーグ優勝なども経験している。

 そんなマチューは2020年6月、左ひざの負傷により長期離脱を余儀なくされたことから、3シーズン在籍したスポルティングで現役を引退。それでも翌年、フットボールへの飽くなき情熱からフランス6部リーグに在籍するリュイネス・スポーツで現役復帰していた。フランス紙『La Provence』によると、22日に行われたASマキシモワーズ戦がラストマッチになったとのこと。84分にマチューが投入された際には万雷の拍手が送られ、同選手はそれに応えるようにプレーで観客を沸かせたという。最終的に2−0で勝利し、有終の美を飾っている。

 欧州の第一線を退いた後、母国のアマチュアリーグでフットボールを謳歌したマチュー。試合後、同選手は「もしPKを獲得したら、僕が蹴ることになっていた。(機会が訪れなくて)残念だ! でも、一番大事なのはチームの勝利だからね」としつつ、「ピッチの上で、サポーターの前で、顔を上げて…あの時とは違う形で終わりたかった」と未練を残していたことを明かした。

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