イ・ボミが一時期の苦痛な心情を吐露。復活Vで自ら婚礼に花を添えるか

10月25日(金)6時40分 Sportiva

「ボミちゃん」の愛称で親しまれるイ・ボミ(31歳/韓国)が、「12月に結婚する」というニュースが流れたのは、9月27日のことだった。お相手となる韓国の俳優イ・ワン氏の所属事務所がその事実を認めたため、韓国の複数のメディアが一斉に報じたのだ。

 ふたりの交際については、すでに昨年の11月末に報じられていて、結婚は時間の問題と見られていた。ただ、イ・ボミとしては、この時期に公になったことは、決して本意ではなかったようだ。

 彼女なりにタイミングを計っていて、「シーズンが終わってから(結婚の)発表をしたかった」という。

 というのも、日本ツアーで戦う彼女自身の”ポジション”がはっきりと決まっていなかったからだ。

 昨季、日本ツアーに参戦を果たしてから、初めてシード落ちを経験したイ・ボミ。今季こそ、2016年に賞金女王となったときに付与された「3年シード」によって、ツアーの出場権を得られたが、もし再びシード落ちとなれば、来季ツアーの出場権は失うことになる。いわば、今季の彼女は崖っぷちの状態にあったわけだ。

 迎えた今季、シーズン当初は相変わらず、かつての女王の面影はなかった。好不調の波が激しく、予選落ちすることも珍しくなかった。

 それでも、夏場を迎えて徐々に成績がアップ。7月の資生堂 アネッサ レディスで5位タイに入って、「本当に幸せな1週間だった」と久しぶりに笑顔を見せると、続くニッポンハムレディス、大東建託・いい部屋ネットレディスと、いずれも8位タイとなり、3試合連続のトップ10フィニッシュを決めた。

 2015年、2016年と2年連続の賞金女王に輝いたとき、イ・ボミのキャディーを務めていた清水重憲氏が以前、「ボミは、どちらかというと、成績(を出すこと)で調子を上げていく選手」と話していたことがある。そのとおり、イ・ボミはいい結果が出れば出るほど、ゴルフが楽しくなり、それが好成績につながっていくタイプなのかもしれない。

 そうして、一昨年の大会でも優勝している相性のいいCAT Ladiesで、今季最高の単独3位でフィニッシュ。さらに、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で11位タイ、スタンレーレディスで6位タイという結果を残すと、獲得賞金は2500万円を超えた。賞金ランキングは41位まで浮上し、来季シード権はほぼ確実となった。


来季のシード権をほぼ手中にしたイ・ボミ

 スタンレーレディスのラウンド後、イ・ボミは「本当に気持ちが楽になりました!」と言って、ホッとした表情を見せた。続けて、「来年も(日本で)ツアー生活が送れるかどうか……と、ずっと考えながらがんばってきましたから」と、今季これまでの苦痛な心情を吐露した。

 こうして、来季の”ポジション”をようやく手に入れたイ・ボミ。これで、12月の結婚式も気持ちよく迎えられることだろう。

 ところで、イ・ボミが自らの”ポジション”確保へ、つまり、シード権獲得へ奮闘してきたということは、結婚後も日本ツアーに出場する、という意思表示でもある。まだまだ体が動く限りは、日本でゴルフを続けていく考えだ。

 何はともあれ、「しんどい時に、オッパ(※韓国語で年上のお兄さんの意)がいたから、耐えられた部分もあった」と、オフに語っていたイ・ボミ。そう話す彼女の表情からは、イ・ワン氏との仲睦まじい様子は伝わってきた。

 そんなふたりの結婚式は、華やかかつ、幸せいっぱいな雰囲気に包まれることだろう。もし、イ・ボミが残りのシーズンで復活優勝を遂げることができれば、そこにより大きな花を添えることとなり、さらに盛り上がりが増すことは言うまでもない。

 その点について、イ・ボミは「優勝は実力がないとできない。しっかりと自分のゴルフをするだけ」と、控えめに話すが、調子が上がってきた今なら、そのチャンスは決してゼロではない。

 大きな幸せをつかんだ彼女に、多くのファンも祝福したいはずである。それが、再び優勝カップを掲げる瞬間であることを、みんなが望んでいる。

Sportiva

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