高校生ドライバー佐藤万璃音、マカオGP参戦。「2018年に勝負できるだけの経験を積む」

2017年10月26日(木)15時42分 AUTOSPORT web

 2017年シーズン、FIAヨーロピアンF3選手権に参戦してきた佐藤万璃音が、11月16〜19日にマカオで開催されるマカオGP/FIA F3ワールドカップに参戦する。


 今シーズンはドイツ・オッシャースレーベンに拠点を構えるモトパークからユーロF3に参戦した万璃音。参戦初年度ということもあり、ランキング19位と苦戦したものの、ランド・ノリスやカラム・アイロット、ミック・シューマッハーといった強豪ドライバーを相手に、デビューイヤーを戦い抜いた。


 そんな万璃音が「子どもの頃から参戦を夢見ていた」というマカオ・ギアサーキットで行われるマカオGP/FIA F3ワールドカップにモトパークから参戦する。

万璃音はユーロF3と同様、モトパークからマカオGPに挑む


「自分がF3ドライバーになった暁には、ぜひ挑戦したいと考えていました。マカオへは小学生のころ、タイパ島で開催されたカートレース大会で訪れた経験があります。何年ぶりでしょう? とても感慨深いものがありますね」と万璃音。


「今回、限られた貴重なシートをルーキーの僕に与えてくれたモトパーク、参戦のため支援していただいた関係者の皆さまにはとても感謝しています。とはいえ、初挑戦で誰からも称賛されるような結果を残すのは容易ではありません。それだけマカオGPのF3 レースはハイレベルです」


「加えて、マカオGPは一般公道を一時的に封鎖して開催されます。ハイスピードの海側とテクニカルな山側、クルマの調整は両方のバランスをいかに取れるかが重要。ユーロF3第3戦フランス・ポーでは、市街地サーキットの難しさを思い知らされました」


「もっとも、あのときと同じような状況とはいえ僕にとっては新しい挑戦。2017年の集大成として、自分のベストを尽くします」


「4日間の週末では練習と予選を事故なく通過し、予選レースと決勝レースで段階的に順位を上げられるように努めます。最終的にトップ10に近い位置で走り終えられたら及第点でしょう。来季のユーロF3や来年のマカオGPで、勝負できるだけの経験を積むのが今回の目標です」


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