原巨人 今オフの難問 「キャプテン問題」でささやかれる意外な「選手の名前」

2022年10月26日(水)11時41分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 今季は5年ぶりのBクラスに沈み、V奪回を目指す巨人で「キャプテン問題」が水面下で注目を集めている。

 今季までは8年連続で坂本勇人内野手(33)がキャプテンを務めてきたが、「シーズン終盤には自身のスキャンダル問題もあった。さすがに来季からは交代となるだろう」(球界関係者)といわれている。

【関連記事】原巨人の「火種」 大リストラ策敢行で選手に漂う「不信感」とは


 最右翼とされるのが、今季二塁手として活躍した吉川尚輝内野手(27)だ。「忍者守備」ともいわれるたくみな守備の評価も高く、今季は132試合に出場、打率・277、7本塁打、31打点の成績を残した。生え抜きのドラ1選手としてさらなる飛躍を期待する声も多く、坂本の後を継ぐキャプテン候補として名前が挙がっている。

 ほかにもチームのまとめ役として力を発揮、今季は「副キャプテン」にも任命された小林誠司捕手(33)もいる。一方で小林は最近は控え捕手としての出場が増えており、「やはりキャプテンは常に試合に出続けるレギュラーが望ましい」といわれており、吉川の就任が有力視されている。

 また一部からは意外な選手の名前も挙がっている。

 「中田です。今季は特にシーズン終盤に不振の岡本に代わって4番を務めるなど存在感を発揮しました。面倒見のいいタイプとあって、慕う選手も多い。適任ではないでしょうか」(同)

 中田は日本ハム時代にも当時の栗山監督に指名され、キャプテンを務めたこともある。指名されたことで自覚も生まれ、プレーにも好循環が生まれたとあって、異例の外様選手のキャプテン就任も注目されている。

 いずれにせよ今季4位と5年ぶりのBクラスに沈んだチームにおいては、V奪回が至上命題となる。原監督自ら、「勝利至上主義」を掲げる中、チームをまとめるキャプテンの役割はさらに重みを増す。

 昨オフは坂本自らが、もう1年の延長を申し出てキャプテンを務めた経緯がある。V奪回の大事なピースとなるキャプテンは誰が務めるのか。今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「巨人」をもっと詳しく

「巨人」のニュース

「巨人」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ