広島、城福浩監督の退任を発表「最後まで一緒に戦えず無念」…後任は沢田謙太郎ヘッドコーチ
2021年10月26日(火)11時3分 サッカーキング
クラブ公式サイトによると、26日のトレーニングから今シーズン終了時まで、沢田謙太郎ヘッドコーチが監督として指揮を執ることになる模様。同サイトには、以下のように城福氏のコメントが掲載されている。
「このたび、サンフレッチェ広島の監督を退任することになりました。約4年間、良いときも苦しいときもありましたが、常にチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてくれた選手、スタッフ、そしてどんなときでも心強いサポート、温かい応援をしてくださったファミリーの方々に深く感謝申し上げます」
「今年、積み上げてきた成果を残り5試合ファミリーの皆さんにお見せしたい、そして喜びを分かち合いたいと思っていましたので、シーズン最後まで一緒に戦うことができなくなったことは無念ではありますが、来年以降、チームがさらなる高みにいくこと、そして来る新スタジアムでのシーズンで優勝を争うチームになることを信じております」
「4年間、本当にありがとうございました」
現在60歳の城福氏は、1983年から1989年にかけて富士通サッカー部でプレーすると、1993年から富士通サッカー部のコーチに就任し、指導者の道を歩き始めた。1996年には監督に昇格すると、以後はU−20日本代表テクニカルスタッフ(2001年)やU−15・16・17日本代表監督(2005年〜2007年)など、育成年代の日本代表にも深く携わった。Jリーグのクラブとしては、FC東京(2008年〜2010年、2016年)、ヴァンフォーレ甲府(2012年〜2014年)などの監督を歴任し、2018年から広島で指揮を執っていた。