リヴァプールが新練習場の内部公開!…『AXA』が命名権獲得、11月中頃から使用開始予定
2020年10月27日(火)20時1分 サッカーキング
リヴァプールは2017年夏、60年近く使用してきたメルウッドの練習場を離れ、リヴァプール郊外のカークビーに新たなトレーニングセンターを建設すると発表した。ファーストチームと下部組織の練習場が統合される新しい練習施設は、およそ5000万ポンド(約68億円)の建設費が投じられ、2018年の夏から建設が開始。当初のオープンは2020年夏を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響もあって計画は遅延し、現在は11月中旬から下旬にかけての使用開始を予定している。なお、メルウッドは昨年夏に低所得者層向け住宅を提供する『トーラス』へと売却されることが発表されている。
『AXAトレーニングセンター』の敷地面積は、およそ9200平方メートル。フルサイズのピッチが3つ揃っているほか、GK専用エリアやウォーミングアップ専用エリアも完備。また、屋内には2つのジムとフルサイズの体育館、プール、水治療法施設、専門家によるリハビリテーションセンターなどが設けられているという。
『AXA』との契約拡大に際し、リヴァプールのビリー・ホーガンCEO(最高経営責任者)は次のようにコメントしている。
「私たちはすでに、健康や幸福、自信を促進することに重点を置いていることを確認しています。トレーニングの分野で(『AXA』との)関係を深めることは、このパートナーシップ関係に適しています。クラブの新章が始まるにあたり、『AXA』が加わったことを嬉しく思います。また、ピッチ内外で共通の価値観と願望を共有できるブランドとの関係拡大を誇りに思います」