川崎Fが天皇杯ベスト4進出! マルシーニョ初得点など3発で鹿島を撃破

2021年10月27日(水)19時58分 サッカーキング

 天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会の準々決勝が27日に行われ、昨年度王者の川崎フロンターレは鹿島アントラーズと対戦した。

 ボールを握って試合を支配する川崎Fは、31分に決定機を迎える。脇坂泰斗の浮き球パスに抜け出した山根視来が折り返し、マルシーニョが合わせようとしたが、これは相手DF常本佳吾にクリアされる。それでも、同場面で獲得した左コーナーキックから先制。脇坂が右足で高速の浮き球を供給すると、ゴール前のマルシーニョが頭で合わせた。マルシーニョは加入後初ゴールとなった。

 リードで折り返した川崎Fは、後半立ち上がりにリードを広げる。左サイドのペナルティエリア脇でパスを受けた脇坂がシュートを放つと、旗手怜央に当たってコースが変わり、ボールはゴールに吸い込まれた。

 さらに51分、川崎Fが点差を3点に広げる。右サイドから家長昭博が中央へと切り込み、相手を引きつけてペナルティエリア手前の脇坂にパス。脇坂は左足を振り抜いてゴール右上に突き刺した。

 3点を追いかける苦しい展開となった鹿島は、荒木遼太郎らを投入するなど攻勢を強める。後半は一方的に押し込む展開が続くが、川崎Fの体を張った守備を崩すことができない。77分にはゴールの手前で土井聖真がオーバーヘッドキックを試みたが、相手GKチョン・ソンリョンのファインセーブに阻まれる。

 90分、鹿島がついに1点を返す。ペナルティエリア左から安西幸輝が折り返したクロスは相手にブロックされたが、こぼれ球に反応した荒木が頭で押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、川崎Fが準決勝に進出し、鹿島は無冠が決定した。12月12日に行われる準決勝では、ジュビロ磐田vs大分トリニータの勝者と対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 3−1 鹿島アントラーズ

【得点者】
1−0 32分 マルシーニョ(川崎F)
2−0 48分 旗手怜央(川崎F)
3−0 51分 脇坂泰斗(川崎F)
3−1 90分 荒木遼太郎(鹿島)

サッカーキング

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