“山の神”柏原竜二が川崎vs神戸の集客力に仰天!声出し応援の弊害指摘の声も

2022年10月29日(土)9時30分 FOOTBALL TRIBE

柏原竜二氏 写真:Getty Images

 川崎フロンターレは今月29日、明治安田生命J1リーグ第33節でホーム・等々力陸上競技場にヴィッセル神戸を迎え撃つ。この横浜F・マリノスとのJ1優勝争いの行方を左右する大一番を前に、箱根駅伝で「山の神」と称された柏原竜二氏(33)の投稿に注目が集まる一方、川崎フロンターレの試合運営に対する疑問の声も沸き起こっている。


 川崎フロンターレはリーグ戦残り2試合の時点で、首位の横浜F・マリノスから2ポイント差の2位。逆転優勝にむけて、今季ホーム最終戦であるヴィッセル神戸戦での勝利が絶対条件となっている。


 また試合前には「Rick&Joe〜フロンターレ新感覚 陸上コラボイベント」を開催。シント=トロイデンVV所属DF橋岡大樹(23)の従兄弟であり走幅跳のトップアスリートである橋岡優輝氏(23)や、駒澤大学陸上競技部の大八木弘明監督(64)、それに東洋大学陸上競技部OBであり箱根駅伝で区間新記録を樹立した柏原竜二氏らが陸上教室やトークショーに参加予定となっている。


 イベント開催を前に、柏原竜二氏は29日午前7時ごろに自身のツイッターアカウントを更新。等々力陸上競技場に来ていることを報告した上で「まだ7時前なのにもう沢山人がいる…すげぇ」と投稿すると、多くの川崎フロンターレサポーターやJリーグファンがリツイートなどで反応している。


 ただ一方で同氏の投稿には「この時間に来ないと席取れないんです…」、「入場方式がいつまでもアナログな運営のせいです」といった声も。一般開門はキックオフ2時間前の午後1時となっているが、自由席のシーズンチケット購入者を対象とした「列抽選」を午前7時から実施。一部試合における「声出し応援エリア」設定によって、今年7月からスタートした列抽選に対するサポーターの意見とみられる。


 なお川崎フロンターレは11月5日の最終節でFC東京と対戦する。J1優勝争いが佳境を迎える中、クラブの試合運営方式が議論の対象となっているようだ。

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