神戸・佐々木大樹と川崎戦主審のやり取り物議「お互い様」イニエスタ称賛も

2022年10月29日(土)19時25分 FOOTBALL TRIBE

佐々木大樹 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸は29日、明治安田生命J1リーグ第33節・川崎フロンターレ戦で1-2と敗北。試合終了直後のMF佐々木大樹(23)と谷本涼主審(34)のやり取りが議論の対象となっているほか、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)の振る舞いも話題を呼んでいる。


 ヴィッセル神戸はJ1残留争いを強いられていたものの、先月14日の第26節・FC東京戦から今月12日の第27節・湘南ベルマーレ戦まで5連勝。今月22日に行われた清水エスパルス対ジュビロ磐田が1-1の引き分けで終了したことをうけて、J1残留が確定。川崎フロンターレや横浜F・マリノスとの対戦を残していたことから、J1優勝争いを左右する存在として注目を集めていた。


 そんな中で迎えた川崎フロンターレ戦では20分、ブラジル人FWマルシーニョ(32)に先制ゴールを献上。51分に元日本代表MF小林祐希(30)のゴールで同点に追いつくと、74分にはイニエスタがピッチに送り出されていた。


 しかし84分にFW小林悠(35)へのファウルでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。ペナルティエリア内でファウルがあったとしてPKを献上する格好となり、これをMF家長昭博(36)に決められる。その後は後半アディショナルタイムにかけてゴール前に迫ったもののゴールを奪えず、1-2で試合を終えている。


 すると試合終了直後に両チームの選手がピッチ中央で整列する際、佐々木大樹が谷本涼主審の右肩に手を置く。これに対して谷本涼主審は右手で佐々木大樹の背中をやや強く叩くと、谷本涼主審の主審の隣にいたイニエスタが佐々木大樹の労っている。


 この佐々木大樹と谷本涼主審、イニエスタによる一連のやり取りのみ断片的に切り取られたシーンは、瞬く間にツイッター上で拡散。「敬意がない」、「みっともない」、「何か言われたとしても、主審の態度はダメ」と谷本涼主審に対する批判が沸き起こっている一方で「主審も腹立つことある」、「審判も人間だからね」、「これで審判叩かれるのは可哀想」と擁護の声も上がっている。


 また「佐々木大樹が何か言ったからだろ」、「お互い様だな」、「互いに敬意を」といったコメントも寄せられているほか、「イニエスタを見習おう」、「イニエスタが佐々木大樹をフォローしてくれている!」とイニエスタに対する言及も見られている。

FOOTBALL TRIBE

「川崎」をもっと詳しく

「川崎」のニュース

「川崎」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ