ミルナー、今季からリーグ戦に導入のVARに苦言「サッカーの雰囲気を台無しにしている」

2019年10月29日(火)18時1分 サッカーキング

リヴァプールに所属するミルナー [写真]=Getty Images

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 リヴァプールに所属する元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について言及した。29日付けで、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 今シーズンから、ヨーロッパの主要リーグでも導入されているVAR。しかしミルナーは、VARがサッカーの試合の雰囲気を台無しにしていると主張している。以下のように語った。

「ゴールラインテクノロジーは、信じられないほど素晴らしいものだと思うよ。ゴールか否か、即座に判定してくれるからね。でも、VARに関しては論争が絶えない。サッカーの雰囲気が台無しになっている印象もあるし、使いこなすにはまだまだ困難だと思うよ」

「昔ながらの思考かもしれないけど、VARにはまだ多くの議論の余地がある。得点しても“ノイズ”が発動する。それがVARなんだ。ゴールかどうか待たなくてはならない」

「VARに関する論争が無くなった時、僕はこのテクノロジーを100%支持したいと思っている。でも、今はまだ発展途上だ。もちろん、他のサッカー選手が僕に賛同してくれるとは思わないけどね」

 ここまで今シーズンのプレミアリーグで100試合に導入され、26の判定を覆したというVAR。今後の対応に世界中から注目が集まっている。

サッカーキング

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