バンドーン「直線スピードの遅さを実感。ザウバーさえ抑えておけない」マクラーレン・ホンダ F1メキシコGP

2017年10月30日(月)12時7分 AUTOSPORT web

 2017年F1メキシコGP決勝で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは12位だった。


 パワーユニットの交換によるペナルティで降格され、バンドーンは19番グリッドからスタート。しかし好スタートを決めて、1周目に13位、5周目には10位を走行した。
    
 ブレンドン・ハートレーが30周目にリタイアしバーチャルセーフティカーが導入された際に、ピットストップを行うが、コミュニケーションミスにより5秒をロスし、フェリペ・マッサの後ろ11位に後退。52周目には後方から追い上げてきたルイス・ハミルトンに抜かれ、12位に下がった。バンドーンは最後までマッサを抜くことができず、ポイント圏内には届かなかった。


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 決勝=12位
 今日はものすごいスタートを決めた。1周目の終わりには13位に上がっていたんだ。でも今日は、ストレートでどれだけ力不足かを実感した。ザウバーすらも後ろに抑えることができず、オーバーテイクも不可能だった。そうしてポジションを落とした。前が空いた状態だとペースがとてもよくて、マシンの感触もすごくよかった。でも後方スタートとなると苦労するだろうことは最初から分かっていた。   


 レース終盤は数台がひとかたまりになって走り、かなりエキサイティングだったね。でも僕らの直線スピードが十分でないことは明らかだ。難しいレースだった。ポイントは見えていたけれど、スピードが足りなかったこと、VSCのコールが遅くてピットストップで時間を失ったことがマイナスになった。ポジティブな要素は、レースペースはかなり強力だったことと、最後まで走り切れたことだ。ただ、ストレートでの弱点が大きすぎる。  
 
 ルイス(・ハミルトン)に心からおめでとうと言いたい。素晴らしい功績だ。今シーズン、彼はいい戦いをしてきた。


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