【J1リーグ2023】第31節ベストイレブン

2023年10月30日(月)18時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2023明治安田生命J1リーグ第31節の9試合が10月27日〜29日に開催された。上位勢では、首位ヴィッセル神戸が引き分けで勝ち点1に留まる中、追う横浜F・マリノスが勝利を収めて勝ち点差を縮めることに成功。残留争いでは湘南ベルマーレが神戸と引き分けて、大きな勝ち点1を得た。


ここでは、今季の最終順位に大きく影響しそうな第31節で活躍した選手たちを、ベストイレブン形式で紹介していく。




アルビレックス新潟 GK小島亨介 写真:Getty Images

GK:小島亨介(アルビレックス新潟)


直近5戦負けなしと好調なアルビレックス新潟は、第31節で京都サンガと対戦。1-0と接戦を制して無敗記録を6に伸ばした。安定した守備で無失点に抑えたこの試合では、日本代表GK小島亨介も好プレー連発で貢献している。ビルドアップ時の冷静さはいつもと変わらず。近距離でのヒールシュートやヘッドにも反応するなどセーブ力も披露した。




横浜F・マリノス DFエドゥアルド 写真:Getty Images

DF:エドゥアルド(横浜F・マリノス)


首位ヴィッセル神戸を追う横浜F・マリノスは、リーグ戦、カップ戦ともに好調なアビスパ福岡と対戦。4-0と大勝で首位との勝ち点差を2に縮めた。逆転優勝に向け大きな1勝を得た今節、2試合ぶりに先発したDFエドゥアルドが躍動した。正確なフィードで先制点に絡み、抜群のカバーリング力で無失点にも貢献。まさに自身の価値を証明する1戦となった。




アルビレックス新潟 DF渡邊泰基 写真:Getty Images

DF:渡邊泰基(アルビレックス新潟)


好調のアルビレックス新潟は、第31節でも京都サンガを下し無敗を6に伸ばした(1-0)。接戦となったこの試合で唯一ゴールを挙げたのがDF渡邊泰基だ。前節に続いてスタメンで起用されると、セットプレーのチャンスでゴール前に飛び込んで来たボールを逃さず左足でシュート。守備でも失点0に抑える堅守に貢献し、勝利の立役者となった。




セレッソ大阪 DF毎熊晟矢 写真:Getty Images

DF:毎熊晟矢(セレッソ大阪)


ガンバ大阪との大阪ダービーに臨んだ第31節のセレッソ大阪(1-0)。ダービーらしい緊迫した試合展開の中、日本代表DF毎熊晟矢は攻守両面で躍動した。G大阪の左サイドDF黒川圭介とのバトルを繰り広げ、奪い切る守備力の高さを見せつけて攻撃の形を作らせず堅守の一角を担った。これで今季のダービーは2戦2勝。残る3戦に向け、チームに勢いをつける勝利に大きく貢献した。




サンフレッチェ広島 FW満田誠 写真:Getty Images

MF:満田誠(サンフレッチェ広島)


大怪我からの復帰後、好調ぶりを遺憾なく発揮しているサンフレッチェ広島のMF満田誠。第31節も中盤で起用され、貴重な勝ち越しゴールを挙げた(対FC東京2-1)。FWドウグラス・ヴィエイラとの鮮やかなワンツーからゴールを決め、その他の場面でも自陣での巧みなドリブルや素早い攻守の切り替えでボール奪取する姿を披露。今季は優勝の可能性が潰えている広島だが、1つでも上の順位を目指し躍動する若き中心選手から残り3試合も目が離せない。


北海道コンサドーレ札幌 MF浅野雄也 写真:Getty Images

MF:浅野雄也(北海道コンサドーレ札幌)


連敗中の北海道コンサドーレ札幌は、第31節で降格圏脱出を狙う横浜FCと対戦。終盤に失点するも2-1で制し5試合ぶりの勝利を挙げた。J1残留を決定づけたこの試合、貴重な追加点をもたらしたのがMF浅野雄也だ。サイドからスピードを活かした突破でチームに2点目をもたらすと、ターンからのシュートや裏へのスプリントからチャンスを作るなど好調ぶりをアピール。自身の魅力を存分に発揮して勝利に貢献した。




アルビレックス新潟 MF松田詠太郎 写真:Getty Images

MF:松田詠太郎(アルビレックス新潟)


京都サンガを1-0と下して無敗記録を6に更新したアルビレックス新潟。そんな好調ぶりを示した試合で、MF松田詠太郎が大きな存在感を放っている。敵陣を斜めに切り裂くパスや周囲の状況を冷静に見極めたパスでチャンスを演出し、また自身で縦への突破を図る姿も披露。ゴールシーンはオフサイドで残念ながら取り消しとなってしまったが、シーズン終盤にきて評価を高める活躍を見せた。




北海道コンサドーレ札幌 MF駒井善成 写真:Getty Images

MF:駒井善成(北海道コンサドーレ札幌)


5試合ぶりの勝利でJ1残留を確定させた第31節の北海道コンサドーレ札幌(対横浜FC2-1)。そんな重要な勝利に、MF駒井善成はゴールという最高の形で貢献している。序盤に得たチャンスの場面、クロスに対して1度は潰されるもすぐに体制を立て直し、キーパーの弾いたボールを頭で押し込む執念の一撃で先制点をマーク。久々の勝ち点3を得る原動力となった。




セレッソ大阪 FWカピシャーバ 写真:Getty Images

FW:カピシャーバ(セレッソ大阪)


ガンバ大阪とのダービーを1-0と制した第31節のセレッソ大阪。今節も左サイドでスタメン起用されたMFカピシャーバは大きな存在感を放っていた。サイドの深い位置で完全に相手を剥がすテクニックや、ファウルでしか止められないほどの突進を見せ躍動。ゴール前でも惜しいバックヘッドを放つなど、主に攻撃面で自身の持ち味を存分に発揮し勝利に貢献した。




横浜F・マリノス FWアンデルソン・ロペス 写真:Getty Images

FW:アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)


ヴィッセル神戸と首位争いを繰り広げる横浜F・マリノスは第31節でアビスパ福岡と対戦。4-0と快勝で勝ち点3を積み上げ、優勝争いを接戦に持ち込んだ。勝ち点差を詰める重要な勝利に、横浜FMのエースであるFWアンデルソン・ロペスは2ゴールの活躍を見せた。マイナスのクロスに鮮やかなボレーを決めて先制点を挙げると、2点目はスルーパスを華麗に流し込むシュート。チームの順位だけでなく、個人としてもロペスは神戸のエースFW大迫勇也と得点王争い中。優勝争いに直結する両エースの争いにも改めて注目だ。




セレッソ大阪 FWレオ・セアラ 写真:Getty Images

FW:レオ・セアラ(セレッソ大阪)


直近4試合勝利がないセレッソ大阪は、第31節でガンバ大阪との大阪ダービーに臨んだ(1-0)。なんとしても未勝利に区切りをつけたいこの試合、FWレオ・セアラは唯一の得点をマークしている。前半早々に訪れたチャンスの場面。背後への動き出しから冷静なフィニッシュで先制点をマークすると、終盤にも力のあるボレーシュートを放つなど躍動。ダービーでの勝利を呼び込む原動力となった。

FOOTBALL TRIBE

「ベストイレブン」をもっと詳しく

「ベストイレブン」のニュース

「ベストイレブン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ