アン・シネに続きイ・ボミも 日本ゴルフ界の「海外美女排除」

10月30日(火)7時0分 NEWSポストセブン

イ・ボミが見られなくなるかも(時事通信フォト)

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 大胆なウエアと抜群のスタイルで注目を集めた「セクシークイーン」ことアン・シネ(27)は10月18〜21日に行なわれたマスターズGCレディースで予選落ちし、今季のプレーを終了。来季以降は韓国ツアーに専念し、日本のゴルフ界からは姿を消すと囁かれている。


 所属事務所はあくまで「来年のスケジュールは未定」とするが、撤退情報の背景には日本女子プロ協会(LPGA)ツアーの制度変更があると見られている。


 原則、シード権を持たない選手はQT(クォリファイングトーナメント、4ステージ制)で上位に入ることで、ツアーの出場権を得られる。現行ルールではLPGAの会員(プロテスト合格者)でなくてもQTに参加でき、そこでサードまで勝ち進めば単年登録が認められていた。アン・シネは昨年のファイナルQT71位の資格で、6試合の推薦出場でプレーしてきた。


 だが、来年からはファイナルQTまで進めないと単年登録はできず、2020年度からはQTの受験資格がLPGA会員に限定されることになった。ツアー参加資格が一気に厳格化されるのだ。


 もともとQT制度は、女子ツアー参戦の門戸を開くことが目的だった。


「QT制度があることで海外選手が自国ツアーと掛け持ちしながら参戦するのも容易になるし、プロテスト合格前の若手もツアーで経験を積めた。参加選手が多様になることで、人気向上につながってきた。ただ、アン・シネや、日本生まれ・中国育ちの美人プロとして人気急上昇中のセキ・ユウティ(20)ら、“話題先行”に見える選手がQTを通じて試合に出ていることを快く思わない人もいる。だからこその“厳格化”ではないか」(ツアー関係者)



 余波は、2015〜2016年の賞金女王のイ・ボミ(30)にも及びそうだ。


「不振のトンネルの出口が見えない。賞金女王のシード権は来年まであるものの、来季も不調が続くとQT挑戦となる。彼女は韓国での永久シードを持っているので、日本から撤退する可能性があります」(同前)


 QTを通じてツアーに参加する韓国人女子プロは多く、“立ち退き”を迫られる外国勢は他にもいそうだ。ゴルフ評論家の菅野徳雄氏はこう危惧する。


「日本の男子選手はアジアサーキットへ出て力をつけ、国内のレベルを向上させたことでAON(青木功尾崎将司中嶋常幸)を輩出して空前のゴルフブームを作った。ただその後、国内のツアーだけで選手が満足するようになり、世界に通用する選手がいなくなり、スポンサーも試合数も減ってしまった。女子も外国人選手を締め出せばレベルも下がり、人気も失ってしまう。明らかに時代に逆行している」


 ツアーを盛り上げてきた美女たちの勇姿は、見られなくなってしまうのか。


※週刊ポスト2018年11月9日号

NEWSポストセブン

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