野左根、表彰台を獲得して最高峰クラス初王者に輝く。中須賀は今季初優勝/全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000レース1

2020年10月31日(土)16時46分 AUTOSPORT web

 10月31日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース第5戦鈴鹿のJSB1000クラスのレース1は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。

2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース1 オープニングラップ


 好スタートを切ってホールショットを奪ったのは中須賀。しかし真後ろにつけた野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がオープニングラップでトップに浮上する。

2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース1:トップ争いをする3台


 このヤマハファクトリーレーシングチーム2台の後ろにつけたのは渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING)。この3台でトップ集団を形成しバトルを繰り広げていく。


 清成龍一(Keihin Honda Dream SI Racing)は単独4番手走行の様相。


 中須賀は野左根をコンマ1秒以内に捕らえたまま周回。渡辺一樹は2台にコンマ5秒ほどの距離を保っている。

2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000:トップを奪った中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)


 12周目、いよいよ中須賀が野左根をパスして再びトップに躍り出た。必死に中須賀の隙を狙う野左根。見事なブロックを見せる中須賀。野左根は最後まであきらめずにアクセルを開けたものの、再び前に出ることはできず、中須賀が今季初優勝を決めた。


 野左根は2位表彰台に上りで全日本ロード最高峰クラス初タイトル獲得となった。

チームノリックの阿部光雄監督と野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース1
2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000:野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
2020年全日本ロード最終戦鈴鹿 JSB1000 レース1 表彰式

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