BMW、精悍フェイスの新型『X3/X4』発表。Mモデルや登場記念限定車“M Sport Edition”も設定

2021年11月1日(月)12時43分 AUTOSPORT web

 BMWのプレミアム・ミドル・クラスSAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)としてラインアップの中核を担う『X3 (エックス・スリー)』と、そのクーペスタイル版となる『X4 (エックス・フォー)』が、よりシャープで精悍さを増したフェイスを筆頭に機能面でも進化を果たすビッグマイナーチェンジを実施。併せて走行性能を高めた2種類のMモデルを設定したのに加え、発売を記念した限定車“M Sport Edition(エム・スポーツ・エディション)”も設定し、10月28日より一部BMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)を含めて発売開始となっている。


 2017年に導入された現行の3代目モデルが、登場5年目にして大掛かりな改良を受け新型モデルに刷新された。特徴的なフロントマスクはBMW特有のキドニー・グリルを左右一体構造にし、よりパワフルな印象とした上で、空力特性に優れたフロントバンパーの採用や最新のヘッドライトデザインを取り入れ、よりシャープな印象を醸し出す。


 また、安全機能・運転支援システムにおいても最新世代へと進化し、現行の最新BMWラインアップをキャッチアップするべく高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備に。高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能2も装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。


 そのほか「OK、BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく任意の起動ワードが設定可能なAI音声認識機能採用のBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントや、スマートフォン上アプリ“My BMW”を使用して、Amazon Alexa(アマゾン・アレクサ)と連携させることにより、自宅さながら、Alexaのさまざまなサービスや機能を利用することが可能となる新機能も搭載した。


 標準カタログモデルの『X3』には、高効率な4気筒ガソリンを搭載したxDrive20i(184PS/300Nm)、パワフルな4気筒クリーン・ディーゼルのxDrive20d(190PS/400Nm)、さらに電気駆動を実現するプラグイン・ハイブリッド(PHEV)のxDrive30e(システム総合292PS/420Nm)をラインアップ。そのxDrive30eは2.0リッター直列4気筒ガソリンと電気モーター、容量34Ahのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、一充電あたりの電気駆動航続可能距離は49.5km(WLTCモード)を実現している。

新規にデザインしたリヤバンパーを採用するなど、前後とも存在感を増したエクステリアに進化
『X4』は、xDrive30i(252PS/350Nm)とxDrive20d(184PS/400Nm)をラインアップ


■限定車はBMWオンライン・ストア専売モデルに


 一方の『X4』は、xDrive30i(252PS/350Nm)とxDrive20d(184PS/400Nm)をラインアップ。そしてBMW M社が開発する高性能モデル2機種も設定され、サーキットを主眼とするMハイ・パフォーマンス・モデルの『X3/X4 M Competition』には、0-100km/h加速で3.8秒を誇る最高出力510PS/6250rpm、最大トルク620Nm/2750-5450rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載。


 さらにアダプティブMサスペンションや耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備し、トランスミッションにはドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを採用するなど、サーキット走行から快適な街中での走行まであらゆる場面に対応する。


 一方、そうしてサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ、走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルの『X3/X4 M40i』と『X3/X4 M40d』には、それぞれガソリン仕様が最高出力388PS/5800rpm、最大トルク500Nm/1800-5000rpm、ディーゼル仕様が最高出力340PS/4400rpm、最大トルク700Nm/1750-2250rpmを発生する直列6気筒BMWツインパワー・ターボを搭載。


 BMWのインテリジェント4輪駆動システム“BMW xDrive(エックス・ドライブ)”や、アダプティブMサスペンション、Mディファレンシャルによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティな走りを実現することが可能となっている。


 これら新型モデルへの移行を記念して導入される“M Sport Edition”は、ディーゼル仕様のX3 M40dをベースとした限定30台の『BMW X3 M40d M Sport Edition』に、エクステリアではBMW Individualフローズン・ディープ・グレーマットのボディカラーにブラックブラックのアイテム、インテリアでは特別なブラック%ブルーステッチのスポーツシートとMシートベルトを採用。同じくガソリン仕様で10台限定の『BMW X4 M40i M Sport Edition』は、インテリアに特別なエクステンド・レザー・メリノ、フィオナ・レッド/ブラックのスポーツシートとMシートベルトを採用した。


 この限定車はBMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)での専売となり、価格は『X3』が998万円(税込)、『X4』が1022万5000円(税込)に。そしてカタログモデルのX3は699万〜857万円(税込)、X4が776万〜837万円(税込)に。Mモデルの『X3 M40i』が883万円(税込)、『X3 M40d』が902万円(税込)、そして『X4 M40i』が920万円(税込)に。そしてシリーズ最高峰モデルの『X3 M Competition』が1311万円(税込)、『X4 M Competition』が1338万円(税込)となっている。

Amazon Alexa(アマゾン・アレクサ)と連携させることにより、自宅さながら、Alexaのさまざまなサービスや機能を利用することが可能となる新機能も搭載した(日本仕様は右ハンドル)
0-100km/h加速3.8秒を誇る最高出力510PS/6250rpm、最大トルク620Nm/2750-5450rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンを搭載した『X3/X4 M Competition』


BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

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