清水がクラモフスキー監督との契約解除を発表…後任は平岡宏章コーチ

　清水エスパルスは1日、ピーター・クラモフスキー監督との契約を解除したことをクラブ公式サイトで発表した。また、あわせて今矢直城コーチと安野努フィジカルコーチとの契約解除も発表している。なお、後任には平岡宏章コーチの就任が決定した。

　クラモフスキー氏はオーストラリアU-17代表監督や横浜F・マリノスのヘッドコーチ歴任し、2020シーズンから清水を指揮。今季は中断期間を挟んで開幕戦5連敗のスタートとなり、直近は7試合勝利から遠ざかっていた。リーグ戦は25試合で3勝5分け17敗の成績を残し、リーグ17位まで順位を落としている。

　クラモフスキー氏はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表した。

「全てのファン・サポーターの皆さん、いつもチームと選手たちを応援していただき、ありがとうございました。選手たちは持っている全ての力やパフォーマンスを出し切ってくれましたし、皆さんに誇りをもって応援してもらえるよう、喜んでもらえるよう全力で取り組んでくれたと思っています。このクラブに関わる選手・スタッフ・ファン・全ての皆さんの今後の幸運を祈念しています。アリガトウゴザイマシタ」

　また、後任としてトップチームの監督に就任した平岡宏章氏は以下のようにメッセージを寄せている。

「今シーズン残り9試合ですが、もう一度強いエスパルスを取り戻すために、チーム一丸となり、戦う集団を作っていきたいと思っています。厳しい状況ではありますが、最後みんなで笑顔で終えられるように、日常のトレーニングから精進していきます。よろしくお願いいたします」