西武、日ハム 電撃トレードの「舞台裏」 ささやかれる「源田問題」余波とは

2022年11月2日(水)16時29分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 日本ハム・佐藤龍世内野手(25)と西武・山田遥楓内野手(26)の1対1の交換トレードが成立したことが2日、両球団から発表された。

 佐藤は18年ドラフト7位で西武に入団。21年8月にトレードで日本ハムに移籍し、再び古巣に戻ることになった。日本ハムではすでにオフに入ってから阪神から斎藤友貴哉投手と江越大賀外野手を交換トレードで獲得。今オフ2件目のトレードと力を入れている。

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 日本ハムへ加入することが決まった山田は14年ドラフト5位で西武に入団。内野の複数ポジションをこなせるユーティリティープレーヤーとして知られ、今季は74試合に出場し、打率2割、0本塁打、9打点。チームを盛り上げるムードメーカーとしても知られている。

 一方、今回のトレード劇、西武から山田が放出されたことにはネット上でも「やはり!」の声が多く飛び交っている。

 発端となったのはシーズン終盤、一部週刊誌に報じられた源田妻をめぐってのトラブルも関係している。

 チームの主力である源田壮亮選手(29)の妻に対し、SNSによる誹謗中傷を同僚ナインの妻が行っていたというにわかには信じがたい衝撃的な内容だったが、この出来事の当事者となったのが山田だった。

 源田もこの報道の直後には自身のSNSで当該ナインから野球を奪わないで欲しいと訴えるなど、「ソフトランディング」を願っていた経緯があるが、結果として他球団へ放出という形になった。

 この結果にはこんな声も上がる。

 「来季FAを迎える源田の流出を避けるためにも、今オフ西武にとって、この問題の決着はFAを獲得した森の残留と共に『最重要課題』ともいわれていた。同一リーグへの移籍となったが、一時は現役生活続行も危ぶまれた山田はプレーを続けられる。いい形に決着したのではないか」(放送関係者)

 チームを離れることになった山田は球団を通じて「埼玉西武ライオンズで野球ができたことは誇りであり、本当にうれしく思います。今後も自分の持ち味である明るさを前面に出して元気にプレーしたいと思います」とコメントした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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