「マジか」優勝セレモニーで出た大谷翔平の“珍しい”英語スピーチ 流暢さに米驚嘆「日本語から英語を学ぶのは大変」
2024年11月2日(土)11時0分 ココカラネクスト
英語で大勢のドジャース・ファンに自身の想いを伝えた大谷。(C)Getty Images
大谷翔平の“珍しい”スピーチに会場も大いに沸いた。
現地時間11月1日、ワールドシリーズを制覇したドジャースは地元ロサンゼルスで優勝パレードを実施。ドジャースタジアムから近いロサンゼルスのダウンタウンで複数のバスに分譲し、沿道に詰め掛けた観衆の声援に応えながら約45分の道のりを歩んだ。
【動画】大谷が流暢な英語スピーチを披露!ファンを沸かせたシーン
その後にファンが待ち構えるドジャースタジアムでの祝賀イベントに参加したナインは、球場中央に設置されたステージに登壇。マイクでファンや家族に自身の喜びと感謝の気持ちを伝えた。
無論、大谷翔平にもマイクは回った。そこで照れくさそうな表情を浮かべながら言葉を絞り出した偉才は珍しく英語で挨拶。「僕にとって特別な瞬間です。ここにいること、このチームの一員であることを誇りに思います」と心を込めたメッセージを発すると、ドジャース・ファンは熱狂。球場全体から大歓声と拍手が沸き起こった。
メジャー移籍後7年が経過した大谷。彼の英語力は度々話題になっており、同僚のマックス・マンシーが「完璧な英語は言い過ぎだけど、上手に会話はしているよ」と明かしたこともある。
日頃のインタビューや会見でも日本語を使う大谷が短いとはいえ、公の場で英語を使うのはレアな光景である。ゆえに現地でも彼のスピーチには小さくない反響が集まった。セレモニーの様子を中継していた米スポーツ専門局『FOX Sports』の公式Xが動画を拡散すると、「なんだ英語話せたのか」「英語を話せるじゃないか」「もう通訳いらずだろ」「マジか」「日本語から英語を学ぶのは大変だ。彼は間違いなく努力した。素晴らしい」「こういう姿を見せてくれることが嬉しい」といった反響が相次いだ。
ドジャースの世界一にも貢献し、チームに欠かせない存在となった大谷。今回のスピーチに対する反響は、彼がスター軍団の主役となったことを物語るような光景でもあった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]