残留を争う直接対決は神戸に軍配…ポドルスキの2発で名古屋を下す

2018年11月3日(土)16時17分 サッカーキング

2得点でチームを勝利に導いたポドルスキ [写真]=J.LEAGUE

写真を拡大

 明治安田生命J1リーグ第31節が3日に行われ、ヴィッセル神戸が名古屋グランパスに1−2で勝利した。

 立ち上がりに決定的な場面を演出したのは名古屋だった。しかし神戸が10分に先制する。ルーカス・ポドルスキがアンドレス・イニエスタにボールを預け、走り込んで名古屋守備陣の裏を取り、イニエスタがふわりと浮かせたボールを送るとポドルスキがジャンピングボレー。見事なシュートで試合を動かした。その後は神戸がボールを保持し主導権を握ったまま前半を終えた。

 後半に入りホームの名古屋が意地を見せる。立ち上がり数十秒で小林裕紀のスルーパスに反応した玉田圭司が倒れこみながらもシュートを決め同点とした。後半は名古屋のプレスがはまり、試合を優位に進める。一方神戸も鋭いカウンターを見せ、均衡状態のまま試合が終了するかと思われた85分、スルーパスを引き出したポドルスキがマークを受けながらもドリブルでペナルティエリアに入り込み、強烈なシュートを放つ。これがネットに突き刺さり貴重な勝ち越し弾となった。

 89分、玉田のヘディングシュートがクロスバーをたたくもゴールにはならず、このまま神戸が逃げ切りアウェイで名古屋を下した。次節、名古屋は6日にアウェイでセレッソ大阪と、一方の神戸は10日にホームでサガン鳥栖とそれぞれ対戦する。

【スコア】
名古屋グランパス 1−2 ヴィッセル神戸

【得点者】
0−1 10分 ルーカス・ポドルスキ(神戸)
1−1 46分 玉田圭司(名古屋)
1ー2 85分 ルーカス・ポドルスキ(神戸)

【スターティングメンバー】
名古屋グランパス(4−4−2)
ランゲラック;櫛引一紀(86分 青木亮太)、中谷進之介、丸山祐市、金井貢史(46分 和泉竜司);前田直輝(90+3分 児玉駿斗)、小林裕紀、エドゥアルド・ネット、玉田圭司;ガブリエル・シャビエル、ジョー

ヴィッセル神戸(3−3−2−2)
前川黛也;大﨑玲央(71分 那須大亮)、アフメド・ヤセル、伊野波雅彦、;ティーラトン(66分 橋本和)、藤田直之、三原雅俊;アンドレス・イニエスタ、三田啓貴;古橋亨梧(82分 ウェリントン)、ルーカス・ポドルスキ

サッカーキング

「名古屋」をもっと詳しく

「名古屋」のニュース

「名古屋」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ