「後半のキング」と「前半のキング」が激突!…“ビッグ6”直接対決前に知っておきたい7つのこと

2018年11月3日(土)19時7分 サッカーキング

3日、プレミアリーグでアーセナルとリヴァプールが対戦する [写真]=Getty Images

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 3日に行われるプレミアリーグ第11節では、4位アーセナルと2位リヴァプールが対戦する。注目の上位対決について、知っておきたい7つのことを紹介する。

【好調同士の一戦】
順位が示すように、好調をキープするチーム同士の対戦になる。ホームのアーセナルは、10月28日に行われたプレミアリーグ第10節のクリスタル・パレス戦で公式戦連勝が「11」でストップしたものの、ここ13試合連続で負けがない。対するリヴァプールも、今季はリーグ開幕6連勝を達成。昨年5月以来、リーグ戦では無敗を貫いている。どちらも良い状態で試合を迎えるだけに、好ゲームが期待できるだろう。

【勝敗の鍵を握る両ストライカー】
ゴールラッシュが予想される試合で鍵を握るのが、両ストライカーの出来だろう。アーセナルのピエール・エメリク・オーバメヤンは今年1月にドルトムントから加入。2月にプレミアリーグデビューを果たした。以来、23試合に出場して17ゴールを記録。同期間でこれより多いゴールを決めた選手は、リヴァプールのモハメド・サラー(18得点)しかいない。プレミア屈指の点取り屋である2人の戦いにも注目だ。

【後半1位vs前半1位】
開幕10試合を終えて、順位表の上では2つしか差がない両チーム。だが、その戦いぶりは実に対照的だ。前半45分間の成績を見ると、リヴァプールは1位であるのに対して、アーセナルは17位。0勝8分け2敗と、今季はリードしてハーフタイムを迎えた試合が1つもない。しかし、後半45分間の成績になると、アーセナルはトップに立つ。ここまで後半に挙げた得点「18」はリーグ1位だ。“前半のキング”リヴァプールが逃げ切るのか、あるいは“後半のキング”アーセナルが盛り返すのか。終了のホイッスルが鳴るまで目が離せない。

【ビッグ6との直接対決】
昨季、“ビッグ6”の直接対決を苦手とした両チームの対戦になる。アーセナルは10試合でわずか1勝(3分け6敗)、リヴァプールも2勝(4分け4敗)を挙げるにとどまり、それぞれワースト1位、ワースト2位だった。しかし今季はここまで、アーセナルが2戦2敗、リヴァプールが3戦して1勝2分けと、明暗が分かれている。直接のライバルを叩くのは、果たしてどちらになるだろうか。

【打ち合い必至】
両チームが対戦するときはゴールラッシュが期待できる。公式戦の過去47対戦でスコアレスドローは1試合のみ。プレミアリーグにおいては、過去5回の対戦で27ゴール、つまり1試合平均5.4ゴールが生まれている。昨年12月の前回対戦でも、52分からの388秒間で両チーム合わせて4ゴールを記録。最終的には3−3のドローで終わった。今回も壮絶な戦いとなること必至だ。

【過去に1度だけ対戦】
アーセナルを率いるウナイ・エメリ監督と、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、公式戦で過去に1度だけ対戦したことがある。エメリ監督がセビージャを率いてリヴァプールと対戦した2015−16シーズンのヨーロッパリーグ決勝だ。クロップ監督にとっては、リヴァプールでの初タイトルが懸かったゲームだったが、1−3で敗戦。2年ぶりの対戦でリベンジを果たせるだろうか。

【予想オッズは?】
イギリスの大手ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』は、この試合の勝敗予想オッズを発表。日本時間2日18時時点で、アーセナルの勝利には「3.4倍」、リヴァプールの勝利には「2.05倍」、そしてドロー決着には「3.75倍」のオッズがついている。戦前の予想では、リヴァプールの方が優勢だと見られているようだ。実際、リヴァプールはプレミアでのこのカード、最近6試合に負けなし。クロップ監督就任後は一度も黒星を喫したことがないのだ。相性の良さは今回も発揮されることになるだろうか。

(記事/Footmedia)

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