川崎Fが2年連続4度目の優勝! 2位の横浜FMはG大阪に敗れ戴冠許す/J1第34節

2021年11月3日(水)18時6分 サッカーキング

川崎Fが今季のJ1王者に [写真]=金田慎平

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 明治安田生命J1リーグ第34節の10試合が3日に行われた。

『等々力陸上競技場』では、首位を快走する川崎フロンターレと5位の浦和レッズが対戦。川崎Fは浦和に勝利し、2位の横浜F・マリノスが引き分け以下に終わった場合、今節にも優勝を飾ることができるという状況。仮に浦和と引き分けても、横浜FMが敗れれば優勝が決定する。試合は前半からスコアが動いた。33分、CKの流れからペナルティエリア手前右へと飛んだボールをDF山根視来が収めると、ゴール前へ浮き球のパスを供給。FWレアンドロ・ダミアンが競り合ってこぼれたボールに反応したDFジェジエウがシュートを押し込み、川崎Fが先制した。一方の浦和は、試合終了間際に意地を見せる。89分、相手のスローインの流れからボールを奪うと、左サイドから攻撃を展開。MF伊藤敦樹がペナルティエリア左に進入してシュートを放つと、川崎FのGKチョン・ソンリョンにセーブされるも、こぼれ球を収めたDF酒井宏樹がトラップしてから素早くシュートに持ち込み、同点に追いついた。試合は1−1で終了。他会場の横浜FMの試合結果に、今節の優勝の行方を委ねることになった。

 その横浜FMは、本拠地『日産スタジアム』で13位のガンバ大阪と激突。今節、川崎Fに優勝を決められるのを阻止したいが、得点を挙げることができないまま前半をスコアレスで折り返す。すると、迎えた後半にG大阪が先制点をもぎ取る。55分、DF黒川圭介が左サイド敵陣深くからマイナス方向へパスを出すと、MF山本悠樹がペナルティエリア左角付近から鋭いボールを供給。ペナルティエリア中央へ走り込んだMF倉田秋が合わせ、ゴールネットを揺らした。結局、このゴールが決勝点となり、試合は0−1で終了。この結果により、川崎Fが4試合を残して2年連続4度目のJ1優勝。2度目のリーグ連覇を達成している。

 残留争いも、いよいよ佳境に入ってきた。『ニッパツ三ツ沢球技場』で最下位の横浜FCと7位のサガン鳥栖が相対した一戦では、互いに決定機を得点に結びつけることができず。試合は0−0のまま終了し、両者勝ち点1を分け合う結果となっている。

■試合結果
川崎F 1−1 浦和
横浜FM 0−1 G大阪
FC東京 4−0 清水
横浜FC 0−0 鳥栖
徳島 0−1 C大阪
名古屋 2−0 柏
広島 1−4 鹿島
福岡 1−0 大分
札幌 1−1 湘南
神戸 4−2 仙台

■順位表
1位 川崎フロンターレ(勝ち点85/得失点差+49)
2位 横浜F・マリノス(勝ち点72/得失点差+38)
3位 ヴィッセル神戸(勝ち点64/得失点差+23)
4位 名古屋グランパス(勝ち点61/得失点差+13)
5位 鹿島アントラーズ(勝ち点59/得失点差+23)
6位 浦和レッズ(勝ち点59/得失点差+8)
7位 サガン鳥栖(勝ち点53/得失点差+8)
8位 アビスパ福岡(勝ち点50/得失点差+5)
9位 FC東京(勝ち点49/得失点差+5)
10位 サンフレッチェ広島(勝ち点45/得失点差+2)
11位 セレッソ大阪(勝ち点45/得失点差±0)
12位 北海道コンサドーレ札幌(勝ち点44/得失点差−4)
13位 ガンバ大阪(勝ち点40/得失点差−12)
14位 柏レイソル(勝ち点37/得失点差−17)
15位 湘南ベルマーレ(勝ち点32/得失点差−6)
16位 清水エスパルス(勝ち点32/得失点差−20)
17位 徳島ヴォルティス(勝ち点30/得失点差−21)
18位 大分トリニータ(勝ち点28/得失点差−26)
19位 ベガルタ仙台(勝ち点26/得失点差−28)
20位 横浜FC(勝ち点26/得失点差−40)

■次節の対戦カード
▼11月6日(土)
14:00 清水 vs 札幌
15:00 神戸 vs 徳島
16:00 横浜FM vs FC東京

▼11月7日(日)
14:00 仙台 vs 名古屋
14:00 鹿島 vs 浦和
14:00 鳥栖 vs 川崎F
14:00 大分 vs G大阪
15:00 湘南 vs 広島
15:00 福岡 vs 横浜FC
16:00 柏 vs C大阪

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