セルヒオ・ラモス、筋肉系トラブルでCLアーセナル戦など2試合欠場へ…ダービー出場には意欲?

2023年11月3日(金)13時15分 サッカーキング

今季より再びセビージャでプレーしているセルヒオ・ラモス [写真]=Getty Images

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 セビージャに所属している元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、筋肉系トラブルにより数週間の離脱を強いられることとなりそうだ。スペインメディア『マルカ』が2日に報じている。

 今季のラ・リーガが開幕した後、セルヒオ・ラモスは夏の移籍市場が閉幕する前にフリートランスファーでセビージャへの復帰を果たした。2004−05シーズン以来、19シーズンぶりにセビージャのユニフォームを身に纏うことが決まった今季は、ここまでラ・リーガで4試合、チャンピオンズリーグ(CL)でも3試合に出場。37歳という年齢面からもフル稼働は難しいものの、キャプテンのスペイン代表DFヘスス・ナバスや元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチらとともに、チームを支える役割を担っていた。

 ディエゴ・アロンソ新監督からの信頼も厚く、過密日程の中でより重要度の高い試合に照準を合わせてピッチに立つことが多かったが、今回の報道によると少しの間戦線を離脱することとなりそうだ。セビージャは28日に行われたラ・リーガ第11節でカディスとの一戦を2−2のドローで終えていたが、フル出場していたセルヒオ・ラモスは同試合で負傷したという。その後、セビージャは1日にコパ・デル・レイ1回戦のキンタナール戦を3−0で制したが、同試合は一部主力選手のターンオーバーを実施。その影響もあってセルヒオ・ラモスは欠場していたが、アロンソ監督は会見でセルヒオ・ラモスが軽い筋肉系トラブルを抱えていることを明かしていた。

 セビージャは公式でメディカルレポートなどを発表していないものの、『マルカ』によると、セルヒオ・ラモスはヒラメ筋を痛めたという。もっとも、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)在籍時から同様の箇所の問題を抱えており、付き合い方は熟知しているようだ。ケガの程度は決して大きいものではなく、2週間前後の離脱が見込まれている。4日に控えたラ・リーガ第12節セルタ戦、8日に開催されるCL・グループB第4節のアーセナル戦を欠場する可能性が高まった。

 一方、セルヒオ・ラモス自身は12日に控えたラ・リーガ第13節、ベティスとのセビージャ・ダービーでの復帰を目指しているという。ラ・リーガを代表する熱狂度を誇る、通称“エル・グラン・デルビ”に間に合わせるべく調整を進めており、同試合が終了すればインターナショナルマッチウィークに突入することから、多少強引にでもコンディションを整える見込みだ。

 今季のセビージャはラ・リーガ第11節終了時点(※1試合未消化)で2勝4分4敗の成績を残し、現在の順位は10位。CLでも2分1敗と未勝利が続き、なかなか波に乗り切れていない。浮上のきっかけを掴む“エル・グラン・デルビ”とすべく、セルヒオ・ラモスのモチベーションも高いはずだ。

サッカーキング

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