ホンダ高橋巧が今季初優勝。中須賀2位で8度目のチャンピオンに輝く/JSB1000最終戦鈴鹿レース1

2018年11月4日(日)13時39分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権は11月4日、最終戦鈴鹿のJSB1000クラス決勝レース1を行い、高橋巧(Team HRC)が2018年シーズン初優勝。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が2位入賞を果たし、自身8度目となるチャンピオンを獲得した。


 決勝日、鈴鹿サーキットは朝から雨。ウエット路面で行われた朝のウォーミングアップランでは、トップに高橋巧、2番手に中須賀克行、そして3番手には雨が得意な清成龍一(KYB MORIWAKI MOTUL RACING)が続いた。


 JSB1000クラスのレース1は、わずか10周で競われる超スプリントレースだ。スタートから飛び出したのはの渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)。これを高橋巧がすぐにかわしてホールショットを奪う。


 ポールスタートの中須賀はマシンをわずかにウイリーさせて出遅れたが、すぐにポジションアップ。1周目は高橋巧、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING #5)、渡辺一樹、そして中須賀の順となった。


 2周目には中須賀が野左根の直後につけ、日立オートモティブシステムズシケインでパス。2番手に浮上する。その間、トップの高橋は2分16秒台のハイペースで飛ばし、一気に独走態勢を築く。


 以降、安定したハイペースを維持し、中須賀以下を突き放した高橋は、小さなガッツポーズでチェッカーを受けて今季初優勝を果たした。


 表彰台では「やっと勝てました。今日は恵みの雨ですね」と笑顔を見せた。


 2位の中須賀は、自身8度目となる全日本最高峰JSB1000クラスのタイトルを獲得。「さすがにちょっと走りが固くなりました」とレースを振り返った。


 渡辺一樹の追い上げを退けた野左根が3位は表彰台を獲得した。


 以下、JSB1000クラス決勝レース1順位結果。


■全日本ロードレース選手権最終戦 JSB1000クラス決勝レース1結果









































































































































































































































































Pos.No.RiderTeamMotorcycleTireGap/Delay
11高橋巧Team HRCホンダCBR1000RR SP2BS10 Laps
221中須賀克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMヤマハYZF-R1BS8.251
35野左根航汰YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5ヤマハYZF-R1BS10.723
426渡辺一樹ヨシムラスズキMOTULスズキGSX-R1000L8BS11.653
572高橋裕紀KYB MORIWAKI MOTUL RACINGホンダCBR1000RR SP2PI18.556
611渡辺一馬Kawasaki Team GREENカワサキZX-10RRBS22.073
771加賀山就臣Team KAGAYAMAスズキGSX-R1000DL28.262
8634水野涼MuSASHi RT HARC-PRO.HondaホンダCBR1000RR SP2BS32.825
912津田拓也ヨシムラスズキMOTULスズキGSX-R1000L8BS35.293
1023清成龍一KYB MORIWAKI MOTUL RACINGホンダCBR1000RR SP2PI36.076
1114中冨伸一HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHAヤマハYZF-R1DL37.962
1246星野知也TONE RT SYNCEDGE4413BMW S1000RRPI42.023
1320日浦大治朗Honda Suzuka Racing TeamホンダCBR1000RR SP2BS48.837
1428ブラッドリー・レイヨシムラスズキMOTULスズキGSX-R1000L8BS56.954
158山口辰也Team SuP Dream HondaホンダCBR1000RR SP2BS57.115
1625生形秀之エスパルスドリームレーシング・IAIスズキGSX-R1000BS1’04.538
1751ザクワン・ザイディHonda Asia-DreamホンダCBR1000RR SP2BS1’05.269
1870清末尚樹チーム阪神ライディングスクールカワサキZX-10RRBS1’16.137
1935近藤湧也JOYNET GBSレーシングYAMAHAヤマハYZF-R1BS1’16.263
207濱原颯道Honda Dream RT 桜井ホンダホンダCBR1000RR SP2BS1’28.202
2131津田一磨Team Baby FaceヤマハYZF-R1BS1’29.403
2237須貝義行チームスガイレーシングジャパンアプリリアRSV4 RFBS1’31.030
2340小島一浩Honda 緑陽会熊本レーシングホンダCBR1000RRDL1’32.549
2434岡村光矩KRP三陽工業&RS-ITOHカワサキZX-10RRDL1’32.916
2522児玉勇太Team KodamaヤマハYZF-R1BS1’35.239
2643中津原尚宏ATJ RacingホンダCBR1000RRBS1’57.418
91柴田義将リリカ AMENAヤマハYZF-R1DL8Laps
090秋吉耕佑au・テルルMotoUP RTホンダCBR1000RR SP2BS9Laps


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