横浜FC保有の「ONODERA GROUP」、ポルトガル2部クラブの経営権を取得!

2022年11月4日(金)12時17分 サッカーキング

 横浜FCは4日、同クラブを擁する「ONODERA GROUP」がリーガ・ポルトガル2(ポルトガル2部リーグ)に所属するUDオリヴェイレンセの株式を過半数取得し、オリヴェイレンセが横浜FCと共に新たにグループ傘下となったことを発表した。

 なお、Jリーグクラブと欧州サッカークラブの経営権を持つ企業は史上初のことになったという。

 オリヴェイレンセの経営権を取得したことを受け、横浜FCはクラブ公式サイトで以下のように声明を発表している。

「オリヴェイレンセは今年創立100周年を迎える伝統あるクラブで2011−12年シーズンにはタッサ・デ・ポルトガル(日本の天皇杯に相当)でベスト4に進出いたしました。ユースカテゴリーの育成環境も完備しており、サッカーの他にバスケットボールやローラーホッケーなどの部門を有する総合型地域スポーツクラブでもあります」

「今後は横浜FCとの連携を通じ、選手・スタッフの育成を強化。日本の若手選手にとって欧州挑戦の第一歩となるのはもちろんのこと、ポルトガルでプレーする選手にとっても日本でプレーする窓口となるよう、オリヴェイレンセを主軸とした育成・スカウティングを進めてまいります。さらに、現在人工芝のオリヴェイレンセ練習拠点に天然芝ピッチのトレーニングセンターを新設するなど、現地の練習環境も改善し、1部リーグ昇格を目指し、双方にとって持続的発展につながる関係を目指してまいります」

「ONODERA GROUPは横浜FCに加えてオリヴェイレンセを傘下に迎え、スポーツを通してさらなる『喜びと感動』をお届けできるよう、取り組んでまいります」

サッカーキング

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