MotoGP:マルケス、ロッシを追い「限界まで攻めた」/マレーシアGP決勝トップ3コメント

2018年11月5日(月)7時4分 AUTOSPORT web

 MotoGP第18戦マレーシアGP、MotoGPクラスの決勝レースで表彰台を獲得したマルク・マルケス、アレックス・リンス、ヨハン・ザルコが決勝の戦いを振り返った。


■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝1位)


「とてもハードなレースだった。ペナルティで7番グリッドからスタートすることになったが、1周目はうまく行き、数人のライダーをパスすることができた。でもバレンティーノが序盤からプッシュし始めて、僕も追ったが、タイヤがヒートし始めた」


「ザルコを交わした後から苦しくなって、タイヤの状況を見るためにも落ち着くことにした。それからステップバイステップで状況が改善し、バレンティーノとの差が少しずつ縮まり、僕も限界まで攻めたが、彼も限界まで攻めていてラインがワイドになったりミスをしていたが、転倒してしまった」


「今回はヤマハのマシンの加速が素晴らしく、速かった。いつもならドゥカティとの勝負となるところだけど、セパンで勝てたことはよかった。今日はコンストラクターズタイトルを獲得できたけど、最終戦ではまだチームタイトルへ挑戦が残っている。来年に向けても進歩しなければならない」

2018年MotoGPコンストラクターズチャンピオンを獲得したホンダ


■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(決勝2位)


「とてもハッピー。気温も高く厳しいレースだった。1周目はストレートが速く、ブレーキングがハードなドゥカティ勢を相手に苦戦した。序盤はバレンティーノとマルクが逃げて、追いつくのは難しいと思った」


「でも集中して周回ごとに前を行くライダーを交わし、限界までプッシュした。ペドロサを交わすのに時間がかかったが、ザルコに追いつけたのはよかった」


■ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3(決勝3位)


「スタートもよく、序盤はプッシュでき、表彰台に立てると思っていた。バレンティーノはペースもよく序盤からプッシュして、とても速かった」


「マルクに抜かれた後、後続とは差があったが、終盤にリンスが迫って来て周回ごとにその差を縮められた。最終ラップの4コーナーでリンスに交わされた後、僕もプッシュして前に出ようとしたが、11コーナーで転倒しかけたので、3位でフィニッシュできたことはよかったよ」


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