「物理的に異常な存在」恩師・マドン元監督が大谷翔平の「特別さ」を改めて激賞「理解できない」

2022年11月5日(土)6時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平は、2年連続となるア・リーグMVP候補と言われるなど、シーズンオフとなった現在も、さまざまな話題の中心となっている。

 今季も、レギュラーシーズンでの二刀流での活躍は多くの人々に強い印象を与えてきた大谷。米国内ではそんなスーパースターに対し、球界の重鎮であり恩師でもある人物からの称賛の声が話題となっている。

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 米スポーツサイト『Fan Nation』では、今年6月までエンゼルスを率いていたジョー・マドン氏が米テレビショーの中で語ったコメントを取り上げ、その内容にフォーカスしている。

 トピックの中の冒頭では「エンゼルスの前監督ジョー・マドンは、1975年から野球界に身を置いている。試合出場から選手のスカウト、コーチングスタッフの座、そして2016年のワールドシリーズ王者カブスを含む3つのチームの監督と、あらゆることをこなしてきた。また、2002年のワールドチャンピオンであるエンゼルスのベンチコーチも務めていた」として、マドン氏の功績を列挙した。

 その上で「だから、マドンは野球というゲームの非常に多くの時代から数え切れないほどの選手と付き合ってきたと言っていい。しかし、エンゼルスの二刀流スーパースター、ショウヘイ・オオタニのような選手は見たことがないそうだ」と綴っており、マドン氏のコメントとして「私はオオタニは一種の物理的に異常な存在であると思える」と語ったとしている。

 さらに「彼は試合の前も後も苦しい顔などをみせない。私は、彼が投球して100球投げた日の後に、どうしてあのようなレベルでプレーできるのか理解できない。誰もそんなことはできない。誰もそんなことはしない」として、投打でのクオリティや、大谷のフィジカルを称えている。

 また、同メディアも「エンゼルスは、オオタニのような特別な人間を保有することができ、非常に幸運である。エンゼルスのファンは、オオタニとマイク・トラウトという野球のオールタイム・タレントのうちの2人をいつでも見る機会があるのだ」として、スタープレーヤー2人の存在を強調した。

 マドン氏のコメントでは他にも「私はただ、彼がこのまま健康を維持し、今後5年から10年の間、彼が現在やっているパフォーマンスを続けてくれることを祈るだけだ」と大谷の今後への想いも述べている。MLBの舞台で飛躍をとげた大谷に多大な影響を及ぼしたマドン氏のメッセージは、来季のさらなる高いパフォーマンスを期待させるものだった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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