「圧倒的な投球だ」山本由伸の“日本新”14奪三振に米識者も感嘆!「どのチームも欲しがるだろう」

2023年11月5日(日)15時35分 ココカラネクスト

圧巻のピッチングを見せた山本に米識者たちも賛辞を惜しまない(C)Getty Images

 11月4日、オリックスの絶対的エース・山本由伸が日本シリーズ第6戦(京セラドーム大阪)に先発登板。阪神に王手をかけられて臨んだ一戦となったが、山本が9回138球を投げて、9安打、1失点、14奪三振の力投で、完投勝利を飾った。右腕はこれで自身初となる日本シリーズ初勝利を手にした。

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 気迫の投球で連覇に望みをかけた。初回を三者凡退に抑えた山本は2回、阪神の5番・ノイジーに初球を捉えられ、右翼スタンドに先制弾を献上。阪神に先制点を許した。しかし、直後の攻撃で若月健矢が同点タイムリー、中川圭太が勝ち越し犠牲フライですぐさま逆転に成功した。

 味方の援護を受けた山本は徐々にギアを上げ、阪神打線に得点を与えない。4回には1死一、三塁のピンチを招いたが、右翼を守る森友哉のファインプレーもあり、無得点に凌いだ。その後は要所で三振を奪う投球を披露し、9回まで投げ切り、阪神打線を1失点に抑えた。

 この日の山本は14奪三振を記録。1999年の工藤公康(ダイエー)、2007年のダルビッシュ(日本ハム)が記録した13奪三振を抜き、日本シリーズ最多を更新した。

 またしても新しい記録を樹立した右腕に海外メディアも反応している。現地メディア『Talkin’ Baseball』の公式X(旧Twitter)アカウントは「ヨシノブ・ヤマモトが日本での最後の登板で138球完投。ユウ・ダルビッシュの日本シリーズ記録を更新する14奪三振を記録した」と投稿し、右腕の力投を伝えた。

 また、レッドソックス専門ポッドキャスト番組『Name Redacted Podcast』で司会を務めるタイラー・ミリケン氏も自身のXアカウントで「ヨシノブ・ヤマモトはNPBでの最後の先発登板で圧倒的な投球を見せた。全ては第7戦に持ち込むため。(レッドソックスの編成本部長に就任した)クレイグ、見ているかな?」とポスト。“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られ、同メディアのアナリストも務める投球分析家のロブ・フリードマン氏も自身のXアカウントで「あなたは自分のチームがヨシノブ・ヤマモトと契約することを望むだろう」と米ファンに向けて投稿していた。

 日本のエース、山本由伸の圧巻の投球に米識者たちも舌を巻いた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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