横浜FMの主将・喜田、3年ぶりJ1優勝に感無量「誰もが仲間を、チームを信じてやってきた」

2022年11月5日(土)16時46分 サッカーキング

3点目を挙げた仲川(左)と主将喜田(右) [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 横浜F・マリノスの主将を務めるMF喜田拓也が、3シーズンぶりJ1リーグ優勝に喜びを示した。

 最終節、敵地でヴィッセル神戸と対戦した横浜FMは、26分にエウベルのゴールで先制。前半終了間際に追いつかれたものの、後半開始早々に西村拓真がセットプレーのこぼれ球を押し込んで勝ち越しに成功する。そして73分に仲川輝人がリードを広げ、終わってみれば3−1で快勝。今節勝利した2位川崎フロンターレから逃げ切り、3年ぶり5度目の優勝を果たした。

 喜田は試合後のフラッシュインタビューでまず、「このためにやってきたので、本当に1年いろんなことがありましたけど、みんなの喜ぶ顔を見たら本当感無量です」と率直に心境を吐露した。

 シーズン終盤、一時は川崎Fと勝ち点差「8」をつけており、最速で10月8日にも優勝が決まる可能性があった。しかしながら、そこからガンバ大阪とジュビロ磐田に2連敗を喫し、優勝争いは最終節までもつれることになった。喜田主将も「優勝王手をかけてから少し時間かかってしまいました」としつつ、「年間通して苦しい時期もありましたが、みんなが一つになって、逃げないで、ひたむきにやってきた」と言葉を続け、「みんなの喜ぶ顔を見ると、本当に報われたなと思います。みんなに感謝したいし、心からおめでとうと言いたいです」と、改めて喜びを示した。

 横浜FMの強さの根源についても問われた喜田は、「信じる気持ちは常にお互い持ってきましたし、それがこのチームの強み。誰もが仲間を、チームを信じてやってきた」と回答。また、次のように語り、最後までチームをサポートしたマリノスファミリーへの感謝を口にした。

「(3年前と)また見える景色は少し違いますけど、何より5つ目の星の意味は自分達が一番良くわかっていた。これがどれだけの重みかは肝に銘じてやってきたので、それをみんなで奪い取れたというのはマリノスファミリー全員の力です」

「アウェーですけど、たくさんのお客さんに来てもらって、それだけ期待されていた。5つ目の星をみんなにプレゼントできて仲間を誇りに思います」

サッカーキング

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