プロも真剣バトル。平手晃平主催『平チェカカップ2017』は大盛況で終える

2017年11月6日(月)20時27分 AUTOSPORT web

 11月4日、静岡県小山町のオートパラダイス御殿場(APG)で、スーパーGT500クラスの2016年チャンピオンである平手晃平が主催したカート大会『平チェカカップ2017』が行われ、多くの参加者で賑わいをみせた。


 この平チェカカップ2017は、これまで平手が主催し開催してきたカート大会のなかでも最大級のもの。日本におけるレンタルカートの大会としても最大級で、天候に恵まれた4日のオートパラダイス御殿場には、APGのもの以外にも多くのカートコースから来たビレルN35が並び、まさに壮観と言える光景となった。


 また、平手自身が“ミニGT”と例えていたこともあり、APGのピットにはチーム員以外が気軽には入れないようになっていたり、パドック側には協賛各社や飲食ブース、さらにステージカーも並んだりと、一大イベントの様相を呈した。


 そんななか、平手以外にも松田次生、ロニー・クインタレッリというふたりの“チェカレンジャー”、さらに山下健太や坪井翔、宮田莉朋、山田真之亮、、三笠雄一、田島剛といったスーパーGTやF3、PCCJで活躍するプロドライバーに加え、FIA-F4で活躍する朝日ターボや小山美姫、さらにTeam GO&FUNからはモータースポーツ界でさまざまな番組にも出演する梅本まどかさん、さらに二輪Moto2で活躍する長島哲太も登場。超豪華なメンバーがAPGに集った。


 朝から練習走行やスプリントなどがこなされ、またプロドライバーたちがN35ではない自身のカートを持ち込んでの“ドリームレース”が行われたり、レクサス浦和の協力で実現した平手によるレクサスLC500の市販車のデモラン、そして耐久レース等、こちらも豪華なプログラムが行われていった。

45台が集った平チェカカップ2017
平チェカカップ2017で山下健太とドライバー交代する平手晃平
平チェカカップは多くのブースが出展した。
プロによるドリームレースの様子。優勝はさすがのロニー・クインタレッリとなった。
チェカレンジャートークショーの様子
カートで走り込む平手晃平
『ヒラスタグラム』の枠で笑顔をみせる次生とロニー
平チェカカップ2017に参加した山田真之亮と山下健太


 なかでも目を引いたのは、今回45台という多くのエントリーを集めたなかでのプロドライバーたちの上手さだろう。このレースでは接触のペナルティ等も厳しく取っていたが、参加者のレベルが全体的に高かったこともあり、ペナルティは全体的に少なめ。そのなかでもプロのスムーズなドライビング、混戦のなかでもヒットせずに抜いていく様は、参加していた側も観戦していた側にもめったに見られないものになったはずだ。ただ、エンジョイレースとは言え、人一倍負けず嫌いなのもプロ。ずっとコースの様子を眺めたり、ドライバー交代もこだわりをみせた。


 走行の合間には、ワタナベエンターテインメント所属の漫才コンビ『のばしぼん』のふたりのステージがあったり、静岡出身のシンガーソングライター、緒形リアさんのライブがあったりと、カートイベントとは思えない充実ぶり。また、平手、次生、ロニーによる『チェカレンジャートークショー』では、スーパーGT第7戦タイで、毎周クインタレッリが次生に「5コーナー気をつけて!」と無線で呼びかけていたことや、最終戦もてぎの戦い方に話が及ぶシーンもあった。


 盛りだくさんの一日だっただけに、ややタイムスケジュールも押し、夕刻には通り雨が降ったりというシーンもあったが、全体的にイベントは盛況に終わったと言えるだろう。平手自身も走行はもちろん実況やステージ、さらに自ら物を運んだりと、大車輪で自らの主催イベントを盛り上げていた。

漫才コンビ『のばしぼん』のライブ。ステージ下ではドライバーたちも体育座りで楽しんだ。
静岡出身のシンガーソングライター、緒形リアさんのライブの様子
平チェカカップ2017でバトルを展開する次生と一般カーターたち
平チェカカップ2017のようす
平チェカカップ2017のようす
平手によるレクサスLC500のデモラン
平手によるレクサスLC500のデモラン


AUTOSPORT web

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