ラピード・ウィーン、アイルランド王者に競り勝ちEL初白星…北川航也は出番なし

2020年11月6日(金)5時19分 サッカーキング

ラピード・ウィーンがダンドークを破ってEL初勝利(写真は10月22日のアーセナル戦)[写真]=Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第3節が5日に行われ、FW北川航也が所属するラピード・ウィーンはダンドークと対戦した。北川はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 ラピード・ウィーンがアイルランド王者のダンドークをホームに迎えての一戦。両チームとも開幕2連敗を喫しており、今季EL初勝利をかけた対決となった。

 試合は7分、アウェイのダンドークが先制。ペナルティエリア中央のパトリック・ホバンが味方の浮き球パスを頭で合わせると、GKは足を滑らせて対応しきれず、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。だが、ラピード・ウィーンも22分、デヤン・リュビチッチが敵陣中央の右サイド寄りから豪快なミドルシュートを突き刺して同点に追いついた。

 1−1のまま折り返した試合は79分にラピード・ウィーンが均衡を破る。左サイドからのクロスをエリア右のトルステン・シックが折り返す。GKに弾かれたボールをケルヴィン・アラセが頭で押し込んで逆転ゴールを奪った。しかしダンドークも直後の82分、デイヴィット・マクミランがエリア内で倒されてPKを得ると、自らゴール右隅に沈めて同点に追いついた。

 それでもラピード・ウィーンは87分、CKの流れでマキシミリアン・ホフマンがヘディングシュートを沈めて再び勝ち越しに成功。さらに90分には17歳のユスフ・デミアがエリア左からゴール右隅に決めて大きな追加点を挙げた。

 土壇場に2失点を喫したダンドークは後半アディショナルタイム6分、再びPKを獲得し、マクミランがゴール左隅に決めて1点を返した。だが、直後に終了のホイッスルが鳴り、ラピード・ウィーンが競り勝って今シーズンEL初白星を収めた。

 26日に行われる次節はダンドークがラピード・ウィーンをホームに迎える。

【スコア】
ラピード・ウィーン 4−3 ダンドーク

【得点者】
0−1 7分 パトリック・ホバン(ダンドーク)
1−1 22分 デヤン・リュビチッチ(ラピード・ウィーン)
2−1 79分 ケルヴィン・アラセ(ラピード・ウィーン)
2−2 82分 デイヴィット・マクミラン(PK/ダンドーク)
3−2 87分 マキシミリアン・ホフマン(ラピード・ウィーン)
4−2 90分 ユスフ・デミア(ラピード・ウィーン)
4−3 90+6分 デイヴィット・マクミラン(PK/ダンドーク)

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