F1第18戦メキシコGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

2021年11月7日(日)20時23分 AUTOSPORT web

 2021年F1第18戦メキシコGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)だ。


■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=5番手

2021年F1第18戦メキシコGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

 今日はとてもうまくいった。5番手という結果には大満足だ。素晴らしい予選だった。


 チームは最高の仕事でマシンを仕上げてくれた。僕たちのマシンはこのトラックでうまく機能しているようだ。とても良い感触を持っている。


 予選ですべてをうまくまとめようと努力した。そうして6番手(フェラーリのカルロス・サインツ)に0.3秒もの差をつけることができた。
(角田)裕毅もとてもいい仕事をして、Q3では僕にトウ(スリップストリーム)をくれて、助けてくれた。


 明日、いい結果を出せるといいね。引き続き自分たちのことに集中し続け、できるだけ多くのポイントを獲得することを目指す。


■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 予選=4番手

2021年F1第18戦メキシコGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

(補強のための予防的措置で)リヤウイングに変更を施さなければならず、マシンがFP3の時と同じ状態ではなくなった。でもセッション中にいくつか調整を行い、よくなったよ。


(予選Q3最後のラップの)ターン11で、目の前で(角田)裕毅がレーシングラインから外れているのが見えた。それによって僕の最後のラップがだめになった。彼によって気が散ったのではなく、彼に近づきすぎてしまったために、ブレーキをかけざるを得なかったんだ。


 ダウンフォースを失い、乱気流のなかに入り、マシンのコントロールを失い、そのラップがだめになった。


 予選を通してペースがあまり良くなかったが、最後のラップに向けて、改善してきていた。その前のラップですでに良くなっていたので、(最後のラップでは)0.2秒ぐらい改善できたはずだと思っている。


 マシンが明日のレースで力を発揮するよう準備し、前のメルセデス勢にプレッシャーをかけられるよう、チーム全体で分析を行う必要がある。


 明日は、グリッドポジションよりもスタートの蹴り出しの方が重要だと思っている。長いレースになるし、上位で走れるよう努力していく。楽観的に考えているよ。ファンに楽しんでもらいたい。彼らは力いっぱい僕を応援し、愛を送ってくれている。最高のファンだ。


 今は明日のレースを楽しみにしている。ファンと共に表彰台を祝いたい。全力を尽くして戦うつもりだ。


■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手

2021年F1第18戦メキシコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が予選3番手を獲得

 今日はタイヤを機能させることにとても苦労し、スライドしまくっていたので、それを考えれば3番手はそれほど悪くはない。


 Q3最初のラップは、グリップがなくて、最高のものとはいえなかった。だから、メルセデスとのギャップは妥当なものだと思った。


 マシンバランスを改善する必要があり、マシンの走らせ方にいくつか変更を加えて、Q3での2回目のアタックに臨み、そのラップはまずまずに思えた。その後、何が起きたのか分からないけれど、目の前でチェコ(ペレス)と(角田)裕毅がコースオフして、埃が大量に舞い上がったのを見て、クラッシュが起きたのだと思った。


 以前このサーキットで、イエローフラッグにつかまったことがある(注:2019年予選で、イエローフラッグ無視により、予選で最速だったが3グリッド降格ペナルティを受けた)。そのため、減速した結果、勢いを失い、タイムをロスした。


 予選前まではとても好調だったのに、2台でフロントロウを独占できずに残念だ。でも明日はまた別の一日だ。エキサイティングなレースになるといいね。このコースは1コーナーまでが長いから、何が起こるかを見ていこう。


(Q3最後のアタックラップでのインシデントについて語り)ターン10でペースを落とし、勢いを失い、0.25秒失ってしまった。それを最終セクターで取り戻そうとしたが、うまくいかなかった。本当に残念だ。ひどい予選になってしまった。


 Q3最初のラップはひどいものだったけど、最後のラップはいい感じだった。最高のバランスではなかったが、ポール争いをするには十分だったと思う。


 ポールを獲って、ターン1でどういう展開になるのかを見たかった。でも予選で起きたことを受け入れるしかない。望んでいた結果ではないが、世界の終わりというわけでもない。明日に集中し、いいスタートを決めて、ターン1で何が起きるか、その後どうなるかを見ていく。まだ十分チャンスはあるからね。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2番手

2021年F1第18戦メキシコGP 予選3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と2番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 バルテリは素晴らしい仕事をしたね。彼を心から誇りに思うよ! この数戦の彼の走りは素晴らしい。チームにとっても良い結果だ。皆、懸命に努力してきたんだ。


 今週末は速さを発揮できるとは思っていなかったので、フロントロウを独占できて特別な気分だ。明日、ライバルたちと戦うチャンスを得ることができた。


 レッドブルと比較してどの部分でパフォーマンスを向上させることができたのか、僕にもはっきりとは分からない。とにかく、予選を迎えたら、速さを発揮できた。他の人たちと同じく、僕も心底驚いている。でももちろんこの結果を喜んで受け止めるよ!


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=ポールポジション

2021年F1第18戦メキシコGP PPのバルテリ・ボッタス(メルセデス)にファン・マヌエル・ファンジオのレプリカヘルメットを贈るジャッキー・スチュワート

 最高のラップだったね! Q3最初のランで特にいいラップを走れた。その時のセクタータイムを2回目のアタックでは再現できなかった。正直言って、あのラップは僕にとってキャリアベストのラップのひとつだと思う。最高の気分だよ!


 今日の午前中、マシンの感触がとても良かった。最初のラップはペースが十分ではなかったが、午後に気温が上がると、僕たちの調子が上向いてきた。


 さらに、タイヤ、温度、セットアップといったすべての要素に関して最適化することを目指した。その結果、楽しく走れるようになったんだ!


 決勝スタートについては、(ターン1までに)長いストレートがあって、後続のグループはトウ(スリップストリーム)を得ることができるから、大きなチャンスがある。だから僕たちとしては、いいスタートを決めなければならない。少なくともチームとしては、2台が先頭に並ぶのはいいことだ。このふたつのポジションを維持したいね。

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