リヴァプールが唯一の4連勝! レアルとPSGは早くも2敗目…旗手怜央が大会初ゴール【CL第4節】
2024年11月7日(木)9時28分 サッカーキング
2024−25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節の全18試合が5日から6日にかけて各地で開催された。
3連勝中のリヴァプールは本拠地『アンフィールド』でシャビ・アロンソ監督率いるレヴァークーゼンと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、61分にルイス・ディアスが先制点、その2分後にコーディ・ガクポが追加点をマーク。勢いに乗ったホームチームはその後L・ディアスが2度ネットを揺らしてハットトリックを達成し、4−0の大勝を飾った。
同じく3連勝中だったアストン・ヴィラはクラブ・ブルッヘとのアウェイゲームに臨んだ。一進一退の攻防が続く中、意外な形でスコアが動く。50分、アストン・ヴィラのゴールキックからプレーが再開されると、GKエミリアーノ・マルティネスが繋いだボールをアウトオブプレー中と勘違いしたタイロン・ミングスがボックス内でキャッチ。まさかのプレーによって獲得したPKをハンス・ヴァナケンが沈めると、これが決勝点となりクラブ・ブルッヘが勝利した。
今節は“名門同士”による直接対決も多く実現した。本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』にミランを迎えたレアル・マドリードは、12分にCKからマリック・チャウに先制点を献上。23分にヴィニシウス・ジュニオールが自ら獲得したPKを沈めて追い付くも、アルバロ・モラタとタイアニ・ラインデルスに追加点を許し、1−3で敗れた。昨シーズンのCL覇者であるレアル・マドリードが4戦目にして早くも2敗目を喫している。
ここまで無敗のインテルとアーセナルの一戦は拮抗した展開に。45+3分、FKを得たインテルはハカン・チャルハノールのキックをメフディ・タレミが逸らしてミケル・メリーノのハンドを誘発。これによって得たPKをチャルハノールが沈めて先制に成功する。後半はアーセナルが攻勢を強めるも、最後までインテルの堅守を崩すことはできず。試合は1−0で終了し、4試合連続クリーンシート(無失点試合)を記録したインテルが無敗を維持している。
アトレティコ・マドリードとのホームゲームに臨んだパリ・サンジェルマン(PSG)は14分にウォーレン・ザイール・エメリのゴールで先制するも、わずか4分後にナウエル・モリーナに同点弾を献上。その後は押し気味に試合を進めるも、GKヤン・オブラクが守るゴールをなかなか割ることができない。タイスコアのまま迎えた90+3分、アンヘル・コレアが値千金の決勝ゴールをマークし、アトレティコ・マドリードが接戦を制した。PSGは2敗目を喫している。
そのほか、ヴィクトル・ギェケレシュにハットトリックを許したマンチェスター・シティは、守田英正が先発出場したスポルティングに1−4で敗れて今大会初黒星。ハンジ・フリック監督の下で好調を維持するバルセロナはツルヴェナ・ズヴェズダに5−2で快勝し、3連勝としている。バイエルンはジャマル・ムシアラが決勝点を挙げ、ベンフィカを1−0で下した。
また、荻原拓也が先発出場したディナモ・ザグレブはスロヴァン・ブラチスラヴァに快勝。旗手怜央、前田大然、古橋亨梧が揃って出場したセルティックもライプツィヒを3−1で下している。ダメ押しの一点を奪った旗手はCLでネットを揺らした史上15人目の日本人選手となった。チェイス・アンリがスタメンに名を連ねたシュトゥットガルトはアタランタに0−2で敗れている。
リーグフェーズ第3節の結果と順位表は以下の通り。
【リーグフェーズ第4節結果一覧】
◼︎スロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア) 1−4 ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
◼︎PSV(オランダ) 4−0 ジローナ(スペイン)
◼︎ドルトムント(ドイツ) 1−0 シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
◼︎セルティック(スコットランド) 3−1 ライプツィヒ(ドイツ)
◼︎レアル・マドリード(スペイン) 1−3 ミラン(イタリア)
◼︎リール(フランス) 1−1 ユヴェントス(イタリア)
◼︎リヴァプール(イングランド) 4−0 レヴァークーゼン(ドイツ)
◼︎スポルティング(ポルトガル) 4−1 マンチェスター・シティ(イングランド)
◼︎ボローニャ(イタリア) 0−1 モナコ(フランス)
◼︎シャフタール・ドネツク(ウクライナ) 2−1 ヤングボーイズ(スイス)
◼︎クラブ・ブルッヘ(ベルギー) 1−0 アストン・ヴィラ(イングランド)
◼︎フェイエノールト(オランダ) 1−3 ザルツブルク(オーストリア)
◼︎パリ・サンジェルマン(フランス) 1−2 アトレティコ・マドリード(スペイン)
◼︎スパルタ・プラハ(チェコ) 1−2 スタッド・ブレスト(フランス)
◼︎ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) 2−5 バルセロナ(スペイン)
◼︎インテル(イタリア) 1−0 アーセナル(イングランド)
◼︎シュトゥットガルト(ドイツ) 0−2 アタランタ(イタリア)
◼︎バイエルン(ドイツ) 1−0 ベンフィカ(ポルトガル)
【順位表】
順位:チーム(勝ち点/得点/失点/得失点)
1位:リヴァプール(12/10/1/9)
2位:スポルティング(10/9/2/7)
3位:モナコ(10/10/4/6)
4位:スタッド・ブレスト(10/9/3/6)
5位:インテル(10/6/0/6)
6位:バルセロナ(9/15/5/10)
7位:ドルトムント(9/13/6/7)
8位:アストン・ヴィラ(9/6/1/5)
---ノックアウトステージ進出---
9位:アタランタ(8/5/0/5)
10位:マンチェスター・シティ(7/10/4/6)
11位:ユヴェントス(7/7/5/2)
12位:アーセナル(7/3/1/2)
13位:レヴァークーゼン(7/6/5/1)
14位:リール(7/5/4/1)
15位:セルティック(7/9/9/0)
16位:ディナモ・ザグレブ(7/10/12/−2)
17位:バイエルン(6/11/7/4)
18位:レアル・マドリード(6/9/7/2)
19位:ベンフィカ(6/7/5/2)
20位:ミラン(6/7/6/1)
21位:フェイエノールト(6/7/10/−3)
22位:クラブ・ブルッヘ(6/3/6/−3)
23位:アトレティコ・マドリード(6/5/9/−4)
24位:PSV(5/7/5/2)
---決勝トーナメントプレーオフ進出---
25位:パリ・サンジェルマン(4/3/5/−2)
26位:スパルタ・プラハ(4/5/8/−3)
27位:シュトゥットガルト(4/3/6/−3)
28位:シャフタール・ドネツク(4/2/5/−3)
29位:ジローナ(3/4/8/−4)
30位:ザルツブルク(3/3/10/−7)
31位:ボローニャ(1/0/5/−5)
32位:ライプツィヒ(0/4/9/−5)
33位:シュトゥルム・グラーツ(0/1/6/−5)
34位:ヤングボーイズ(0/1/11/−10)
35位:ツルヴェナ・ズヴェズダ(0/4/16/−12)
36位:スロヴァン・ブラチスラヴァ(0/2/15/−13)
【大会方式について】
リーグフェーズは上位8チームがノックアウトステージに進出(ストレートイン)。9位から24位のチームはホーム&アウェイ形式の決勝トーナメントプレーオフへ回ることになる。ストレートインした8チームと決勝トーナメントプレーオフで勝利した8チームの計16チームで、ノックアウトステージが実施される。
リーグフェーズ終了時点で勝ち点が並んだ場合、得失点差、得点数で多い方が上位となる。それでも決着がつかない場合、リーグフェーズで対戦した8チームが獲得した合計のポイント数(8チームの勝ち点合算)が多い方が上位となる。なお、従来はグループステージ3位のチームがヨーロッパリーグの出場権を得ていたが、新フォーマットでは下位大会に回ることなく、リーグフェーズ敗退となる。
3連勝中のリヴァプールは本拠地『アンフィールド』でシャビ・アロンソ監督率いるレヴァークーゼンと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、61分にルイス・ディアスが先制点、その2分後にコーディ・ガクポが追加点をマーク。勢いに乗ったホームチームはその後L・ディアスが2度ネットを揺らしてハットトリックを達成し、4−0の大勝を飾った。
同じく3連勝中だったアストン・ヴィラはクラブ・ブルッヘとのアウェイゲームに臨んだ。一進一退の攻防が続く中、意外な形でスコアが動く。50分、アストン・ヴィラのゴールキックからプレーが再開されると、GKエミリアーノ・マルティネスが繋いだボールをアウトオブプレー中と勘違いしたタイロン・ミングスがボックス内でキャッチ。まさかのプレーによって獲得したPKをハンス・ヴァナケンが沈めると、これが決勝点となりクラブ・ブルッヘが勝利した。
今節は“名門同士”による直接対決も多く実現した。本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』にミランを迎えたレアル・マドリードは、12分にCKからマリック・チャウに先制点を献上。23分にヴィニシウス・ジュニオールが自ら獲得したPKを沈めて追い付くも、アルバロ・モラタとタイアニ・ラインデルスに追加点を許し、1−3で敗れた。昨シーズンのCL覇者であるレアル・マドリードが4戦目にして早くも2敗目を喫している。
ここまで無敗のインテルとアーセナルの一戦は拮抗した展開に。45+3分、FKを得たインテルはハカン・チャルハノールのキックをメフディ・タレミが逸らしてミケル・メリーノのハンドを誘発。これによって得たPKをチャルハノールが沈めて先制に成功する。後半はアーセナルが攻勢を強めるも、最後までインテルの堅守を崩すことはできず。試合は1−0で終了し、4試合連続クリーンシート(無失点試合)を記録したインテルが無敗を維持している。
アトレティコ・マドリードとのホームゲームに臨んだパリ・サンジェルマン(PSG)は14分にウォーレン・ザイール・エメリのゴールで先制するも、わずか4分後にナウエル・モリーナに同点弾を献上。その後は押し気味に試合を進めるも、GKヤン・オブラクが守るゴールをなかなか割ることができない。タイスコアのまま迎えた90+3分、アンヘル・コレアが値千金の決勝ゴールをマークし、アトレティコ・マドリードが接戦を制した。PSGは2敗目を喫している。
そのほか、ヴィクトル・ギェケレシュにハットトリックを許したマンチェスター・シティは、守田英正が先発出場したスポルティングに1−4で敗れて今大会初黒星。ハンジ・フリック監督の下で好調を維持するバルセロナはツルヴェナ・ズヴェズダに5−2で快勝し、3連勝としている。バイエルンはジャマル・ムシアラが決勝点を挙げ、ベンフィカを1−0で下した。
また、荻原拓也が先発出場したディナモ・ザグレブはスロヴァン・ブラチスラヴァに快勝。旗手怜央、前田大然、古橋亨梧が揃って出場したセルティックもライプツィヒを3−1で下している。ダメ押しの一点を奪った旗手はCLでネットを揺らした史上15人目の日本人選手となった。チェイス・アンリがスタメンに名を連ねたシュトゥットガルトはアタランタに0−2で敗れている。
リーグフェーズ第3節の結果と順位表は以下の通り。
【リーグフェーズ第4節結果一覧】
◼︎スロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア) 1−4 ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
◼︎PSV(オランダ) 4−0 ジローナ(スペイン)
◼︎ドルトムント(ドイツ) 1−0 シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
◼︎セルティック(スコットランド) 3−1 ライプツィヒ(ドイツ)
◼︎レアル・マドリード(スペイン) 1−3 ミラン(イタリア)
◼︎リール(フランス) 1−1 ユヴェントス(イタリア)
◼︎リヴァプール(イングランド) 4−0 レヴァークーゼン(ドイツ)
◼︎スポルティング(ポルトガル) 4−1 マンチェスター・シティ(イングランド)
◼︎ボローニャ(イタリア) 0−1 モナコ(フランス)
◼︎シャフタール・ドネツク(ウクライナ) 2−1 ヤングボーイズ(スイス)
◼︎クラブ・ブルッヘ(ベルギー) 1−0 アストン・ヴィラ(イングランド)
◼︎フェイエノールト(オランダ) 1−3 ザルツブルク(オーストリア)
◼︎パリ・サンジェルマン(フランス) 1−2 アトレティコ・マドリード(スペイン)
◼︎スパルタ・プラハ(チェコ) 1−2 スタッド・ブレスト(フランス)
◼︎ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) 2−5 バルセロナ(スペイン)
◼︎インテル(イタリア) 1−0 アーセナル(イングランド)
◼︎シュトゥットガルト(ドイツ) 0−2 アタランタ(イタリア)
◼︎バイエルン(ドイツ) 1−0 ベンフィカ(ポルトガル)
【順位表】
順位:チーム(勝ち点/得点/失点/得失点)
1位:リヴァプール(12/10/1/9)
2位:スポルティング(10/9/2/7)
3位:モナコ(10/10/4/6)
4位:スタッド・ブレスト(10/9/3/6)
5位:インテル(10/6/0/6)
6位:バルセロナ(9/15/5/10)
7位:ドルトムント(9/13/6/7)
8位:アストン・ヴィラ(9/6/1/5)
---ノックアウトステージ進出---
9位:アタランタ(8/5/0/5)
10位:マンチェスター・シティ(7/10/4/6)
11位:ユヴェントス(7/7/5/2)
12位:アーセナル(7/3/1/2)
13位:レヴァークーゼン(7/6/5/1)
14位:リール(7/5/4/1)
15位:セルティック(7/9/9/0)
16位:ディナモ・ザグレブ(7/10/12/−2)
17位:バイエルン(6/11/7/4)
18位:レアル・マドリード(6/9/7/2)
19位:ベンフィカ(6/7/5/2)
20位:ミラン(6/7/6/1)
21位:フェイエノールト(6/7/10/−3)
22位:クラブ・ブルッヘ(6/3/6/−3)
23位:アトレティコ・マドリード(6/5/9/−4)
24位:PSV(5/7/5/2)
---決勝トーナメントプレーオフ進出---
25位:パリ・サンジェルマン(4/3/5/−2)
26位:スパルタ・プラハ(4/5/8/−3)
27位:シュトゥットガルト(4/3/6/−3)
28位:シャフタール・ドネツク(4/2/5/−3)
29位:ジローナ(3/4/8/−4)
30位:ザルツブルク(3/3/10/−7)
31位:ボローニャ(1/0/5/−5)
32位:ライプツィヒ(0/4/9/−5)
33位:シュトゥルム・グラーツ(0/1/6/−5)
34位:ヤングボーイズ(0/1/11/−10)
35位:ツルヴェナ・ズヴェズダ(0/4/16/−12)
36位:スロヴァン・ブラチスラヴァ(0/2/15/−13)
【大会方式について】
リーグフェーズは上位8チームがノックアウトステージに進出(ストレートイン)。9位から24位のチームはホーム&アウェイ形式の決勝トーナメントプレーオフへ回ることになる。ストレートインした8チームと決勝トーナメントプレーオフで勝利した8チームの計16チームで、ノックアウトステージが実施される。
リーグフェーズ終了時点で勝ち点が並んだ場合、得失点差、得点数で多い方が上位となる。それでも決着がつかない場合、リーグフェーズで対戦した8チームが獲得した合計のポイント数(8チームの勝ち点合算)が多い方が上位となる。なお、従来はグループステージ3位のチームがヨーロッパリーグの出場権を得ていたが、新フォーマットでは下位大会に回ることなく、リーグフェーズ敗退となる。