勝田貴元、豪快な走りで観客を魅了! ラリーチャレンジ最終戦でヤリスWRCのデモラン披露

2021年11月8日(月)11時35分 AUTOSPORT web

 11月7日、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ最終戦となる第12戦豊田で、WRC世界ラリー選手権に参戦している勝田貴元がWRカー『トヨタ・ヤリスWRC』でのデモンストレーション走行を披露した。


 このイベントは、6日(土)に開幕した“ラリーウィーク”の一環として行われたもの。舞台はTGRラリーチャレンジ第12戦豊田のセレモニアルスタートやSS(スペシャルステージ:競技区間)が行なわれ、ラリーパーク、サービスパークも設置された愛知県豊田市の鞍ヶ池公園だ。


 勝田は、祖父の勝田照夫、父・勝田範彦と続く“ラリードライバー一家”の3世代目。愛知県出身で、カートやフォーミュラを経てラリーの道に進み、トヨタの若手ドライバー育成活動であるTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加し現在、ラリー競技の世界最高峰シリーズであるWRCに参戦している。


 今季は第6戦サファリー・ラリー・ケニアにおいて総合2位を獲得。日本人ドライバーとして27年ぶりの表彰台を獲得するなど、めざましい活躍を続けている。なお、既報のとおり、“ハイブリッド時代”に突入する2022年のWRCフル参戦もすでに決まっている。


 そんな勝田は、シリーズ参戦の合間を縫って緊急帰国し7日、同公園内に設定された特設コースでWRCマシンである『ヤリスWRC』のデモランを実施。走行は午前と午後に1回ずつ行なわれ、多くの観客が声援を送った。


 このデモランでは、豪快なドリフト走行や、コース幅のないところでのドーナツターンなど高度なドライビングテクニックを存分に見せ、集まった多くのラリーファンを魅了していた。

WRCドライバー勝田貴元がトヨタ・ヤリスWRCのデモランを実施した
11月19〜21日のWRC最終戦モンツァを控えるなか、ラリーウィークのために緊急帰国した勝田貴元
会場ではトヨタ・ヤリスWRCを間近で見られるスペースも用意された
2021年TGRラリーチャレンジ第12戦豊田
TGRラリーチャレンジ最終戦豊田セレモニアルスタートの様子
MORIZO/勝田範彦組のトヨタGRヤリス(TGR MORIZO GRヤリス)
勝田貴元のヤリスWRCデモランが行われた愛知県豊田市の鞍ヶ池公園
勝田貴元のドライブで行われたトヨタ・ヤリスWRCのデモラン
モリゾウこと豊田章男氏がドライブするトヨタGRヤリス
勝田貴元(左)とTGRラリーチャレンジに参戦したモリゾウ/勝田範彦組

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