有酸素運動は20分以上しなくてもOK?

2022年11月8日(火)17時0分 ココカラネクスト

 健康と美容のためには、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を定期的に行うことが理想です。

しかし、多忙な人や身体を動かす習慣がない人にとって、運動に使えるまとまった時間を確保するのはハードルが高いかもしれません。

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そこでおすすめしたいのが、5分や10分といった短時間の運動を繰り返す「細切れ運動」です。ここでは細切れ運動のメリットとやり方をご紹介します。

有酸素運動は20分以上しなくてもOK?

かつて有酸素運動は「20分以上継続しないと意味がない」という情報が蔓延していました。運動しはじめはエネルギー源として糖が使われ、20分を過ぎくらいから脂肪が燃焼しはじめると考えられていたからです。

たしかに20分を超えると燃焼効率は良くなりますが、それほど大差ないのが事実です。たとえ5分でも10分でも脂肪燃焼効果はあります。

最近の研究によると、1回10分の運動を3回に分けて行っても、1回30分の運動と同じ効果があることがわかっています。

細切れ運動であれば、通勤途中やランチタイム、オフィスワークや家事の合間などのちょっとしたスキマ時間を活用できるので、負担や疲れを感じることなく身体を動かすことができます。仕事や家事の合間の気分転換になり、ストレス解消にも有効です。

細切れ運動のやり方

一日の中で運動できる時間を見つけましょう。1回に何分行ったのかよりも、毎日継続して行うことに焦点を当てることが大切です。ここでは、具体的な方法をご紹介します。

・歯磨きをしながらかかとの上げ下げ運動をする
・通勤で1駅分歩いてみる
・エスカレーターの代わりに階段を使う
・上り階段を一段飛ばしにする
・電車では座らずに、つり革を持ってつま先立ちをする
・デスクワークの場合、こまめに立つ、足を動かす
・テレビを見ながらストレッチをする
・家事は運動だと思ってこまめにする
・ウィンドウショッピングをする

「運動したいけれどなかなか時間が作れない」という人は、細切れ運動を積み重ねて無駄な脂肪を燃やしましょう。日常生活の中でまずは10分、活動量を増やすことから始めてみませんか。

【参考】
健康コラムVol.78 細切れ運動のススメ 日本生命保険相互会社(参照 2020-01-15)

「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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