途中出場のメッシが2発! バルセロナ、ベティス下しリーグ5戦ぶり白星

2020年11月8日(日)2時11分 サッカーキング

バルセロナとベティスが対戦した [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第9節が7日に行われ、バルセロナとベティスが対戦した。

 リーグ戦4試合未勝利で暫定13位のバルセロナが暫定7位のベティスをホームに迎えた一戦。バルセロナはリオネル・メッシがベンチスタートとなり、前線にはウスマン・デンベレ、アントワーヌ・グリーズマン、アンス・ファティが並んだ。また、ひざの負傷から復帰したマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが今季リーグ戦初出場を果たした。

 バルセロナは5分、ペナルティエリア内中央でファティからの折り返しを受けたグリーズマンが左足でグラウンダーのシュートを打ったが、ボールはゴールポスト左をかすめ、惜しくも外れた。バルセロナは11分、ドリブルで仕掛けたグリーズマンが左足のシュートを打ったが、わずかにゴールポスト右に外れた。

 バルセロナは22分、グリーズマンから右サイドでボールを受けたデンベレがキックフェイントで中央へ切り返し、左足で強烈なシュートを放つ。ボールは相手GKの手を弾いてゴール左に突き刺さった。バルセロナは31分、左サイドからのグラウンダーのクロスに飛び込んだファティが相手ディフェンダーのスライディングタックルで倒され、PKを獲得する。しかし、キッカーを務めたグリーズマンはこれを決めることができず、追加点とはならなかった。

 ベティスは39分、左サイドからの折り返しにクリスティアン・テージョが右足で合わせたが、枠を捉えることはできず。ベティスは前半アディショナルタイム2分、カウンターから左サイドを崩すと、折り返しにアントニオ・サナブリアが右足で合わせ、同点に追いついた。同点で折り返した後半、ファティに代わりメッシがピッチに投入された。

 バルセロナは後半立ち上がり早々に勝ち越しに成功する。49分、ジョルディ・アルバが左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、メッシがこれをスルー。背後にフリーで走りこんだグリーズマンが押し込み、1点リードを奪った。バルセロナは58分、ペナルティエリア内でボールを受けたデンベレが左足でシュートを放つと、アイサ・マンディの腕に当たってPKを獲得。マンディは一発レッドカードで退場となった。61分、メッシがこれをゴール右に決め、リードを2点に広げた。

 ベティスは73分、左サイドからのクロスにローレン・モロンが右足で合わせ、1点差とした。しかし、バルセロナは82分、右サイドからワンツーで崩したメッシが左足でゴール右上に突き刺し、再び2点差とした。さらにバルセロナは90分、右サイドからのクロスをペドリが滑り込みながら押し込み、5点目を奪った。試合はこのまま終了。バルセロナがリーグ戦5試合ぶりの勝利を収め、ベティスは2試合ぶりの敗戦となった。

 次節、バルセロナは21日にアウェイでアトレティコ・マドリードと、ベティスは23日にアウェイでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 4−2 ベティス

【得点者】
1−0 22分 ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
1−1 45+2分 アントニオ・サナブリア(ベティス)
2−1 49分 アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)
3−1 61分 リオネル・メッシ(PK/バルセロナ)
3−2 73分 ローレン・モロン(ベティス)
4−2 82分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
5−2 90分 ペドリ(バルセロナ)

サッカーキング

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