トッテナムが今季EL初黒星…ガラタサライ、オシムヘン2発を含む3ゴールで無敗維持
2024年11月8日(金)4時51分 サッカーキング
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節が7日に行われ、ガラタサライ(トルコ)とトッテナム(イングランド)が対戦した。
ここまで2勝1分とまずまずのスタートを切ったガラタサライと、3連勝と文句なしの成績を残すトッテナムの一戦。試合は立ち上がりの6分に均衡が破れる。ホームチームのガラタサライは敵陣中央右寄りの位置でフリーキックを獲得すると、ボックス内へ蹴り込んだボールはクリアされたものの、こぼれ球に反応したユヌス・アクギュンが左足一閃。ペナルティエリア手前からダイレクトで強烈なミドルシュートを突き刺し、ガラタサライが先手を取った。
トッテナムとしては1点を追いかける展開を強いられたものの、ガラタサライがリードする時間を長くは続かせない。18分、左サイドからソン・フンミンが仕掛けると、こぼれ球を引き取ったアーチー・グレイが右足で浮き球のボールを供給。ボックス右のスペースへ抜け出したブレナン・ジョンソンがダイレクトで折り返すと、最後はウィリアム・ランクシアが流し込んだ。
だが、31分にはトッテナムの最終ラインに思わぬミスが発生。ベン・デイヴィスからラドゥ・ドラグシンへの横パスを狙われると、ここから一気にガラタサライがショートカウンターへ。ドリース・メルテンスからのダイレクトパスに抜け出したヴィクター・オシムヘンが1対1を見事に仕留め、ガラタサライが勝ち越しに成功した。
さらに、続く39分には再び“ホットライン”が開通。敵陣右サイドでボールを収めたバルシュ・ユルマズが斜め後ろへ落とすと、サポートしていたメルテンスがアーリークロスを送る。うまく相手の間から顔を出したオシムヘンがダイレクトで沈め、2点目と同じ選手が得点、アシストを記録し、ガラタサライが2点をリードしてハーフタイムに突入した。
後半へ入ると、2点を追いかけるトッテナムが窮地に立たされる。60分、ボールを失った後、自ら奪い返しに行ったランクシアが、強めのチャージでガブリエルにアタック。このプレーに2枚目のイエローカードが提示され、ランクシアが退場処分に。トッテナムは残りおよそ30分間、1人少ない状況でビハインドを追いかけることとなった。
だが、10人となった後もトッテナムの姿勢ブレはなく、69分には右サイド大外で前を向いたデヤン・クルゼフスキからのスルーパスで、ペドロ・ポロが右ポケットのスペースへ侵入すると、グラウンダーでの折り返しをドミニク・ソランケが押し込んで1点を返す。
しかしながら、トッテナムの反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、ガラタサライが無敗をキープした。トッテナムは今季のEL初黒星を喫している。
次節は28日に行われ、ガラタサライは敵地で毎熊晟矢所属のAZ(オランダ)と、トッテナムはホームでローマ(イタリア)と、それぞれ対戦する。
【スコア】
ガラタサライ 3−2 トッテナム
【得点者】
1−0 6分 ユヌス・アクギュン(ガラタサライ)
1−1 18分 ウィリアム・ランクシア(トッテナム)
2−1 31分 ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)
3−1 39分 ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)
3−2 69分 ドミニク・ソランケ(トッテナム)
©︎Anadolu/Getty Images
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ここまで2勝1分とまずまずのスタートを切ったガラタサライと、3連勝と文句なしの成績を残すトッテナムの一戦。試合は立ち上がりの6分に均衡が破れる。ホームチームのガラタサライは敵陣中央右寄りの位置でフリーキックを獲得すると、ボックス内へ蹴り込んだボールはクリアされたものの、こぼれ球に反応したユヌス・アクギュンが左足一閃。ペナルティエリア手前からダイレクトで強烈なミドルシュートを突き刺し、ガラタサライが先手を取った。
トッテナムとしては1点を追いかける展開を強いられたものの、ガラタサライがリードする時間を長くは続かせない。18分、左サイドからソン・フンミンが仕掛けると、こぼれ球を引き取ったアーチー・グレイが右足で浮き球のボールを供給。ボックス右のスペースへ抜け出したブレナン・ジョンソンがダイレクトで折り返すと、最後はウィリアム・ランクシアが流し込んだ。
だが、31分にはトッテナムの最終ラインに思わぬミスが発生。ベン・デイヴィスからラドゥ・ドラグシンへの横パスを狙われると、ここから一気にガラタサライがショートカウンターへ。ドリース・メルテンスからのダイレクトパスに抜け出したヴィクター・オシムヘンが1対1を見事に仕留め、ガラタサライが勝ち越しに成功した。
さらに、続く39分には再び“ホットライン”が開通。敵陣右サイドでボールを収めたバルシュ・ユルマズが斜め後ろへ落とすと、サポートしていたメルテンスがアーリークロスを送る。うまく相手の間から顔を出したオシムヘンがダイレクトで沈め、2点目と同じ選手が得点、アシストを記録し、ガラタサライが2点をリードしてハーフタイムに突入した。
後半へ入ると、2点を追いかけるトッテナムが窮地に立たされる。60分、ボールを失った後、自ら奪い返しに行ったランクシアが、強めのチャージでガブリエルにアタック。このプレーに2枚目のイエローカードが提示され、ランクシアが退場処分に。トッテナムは残りおよそ30分間、1人少ない状況でビハインドを追いかけることとなった。
だが、10人となった後もトッテナムの姿勢ブレはなく、69分には右サイド大外で前を向いたデヤン・クルゼフスキからのスルーパスで、ペドロ・ポロが右ポケットのスペースへ侵入すると、グラウンダーでの折り返しをドミニク・ソランケが押し込んで1点を返す。
しかしながら、トッテナムの反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、ガラタサライが無敗をキープした。トッテナムは今季のEL初黒星を喫している。
次節は28日に行われ、ガラタサライは敵地で毎熊晟矢所属のAZ(オランダ)と、トッテナムはホームでローマ(イタリア)と、それぞれ対戦する。
【スコア】
ガラタサライ 3−2 トッテナム
【得点者】
1−0 6分 ユヌス・アクギュン(ガラタサライ)
1−1 18分 ウィリアム・ランクシア(トッテナム)
2−1 31分 ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)
3−1 39分 ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)
3−2 69分 ドミニク・ソランケ(トッテナム)
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