MotoGP:マルケス「プレッシャーを感じることは当然。ポイント差はあまり考えない」

2017年11月9日(木)17時21分 AUTOSPORT web

 MotoGP第18戦バレンシアGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。


マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)


 ランキングトップで最終戦に臨み、MotoGPクラス4回目のタイトル獲得がかかるマルク・マルケス(ホンダ)。タイトルを争うランキング2位のアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)とのポイント差は21ポイント。ドビジオーゾが優勝しても、マルケスは11位以上でゴールすればタイトル獲得となる。


 バレンシアはマルケスが得意とするコース。MotoGPクラスでは、2013年に3位、2014年に優勝、2015年と2016年は2位に入賞しており、MotoGPクラスステップアップ以降の全戦で表彰台を獲得している。ホームのファンの前でMotoGPクラス通算4度目、グランプリ通算6度目となるタイトルを獲得できるかどうかに注目が集まる。


「プレッシャーを感じることは当然、自然なことだろう。正直、後半戦はずっとプレッシャーを感じていたが、マレーシアのような困難な状況をマネージメントすることができたことが、ポジティブな感覚を与えてくれる」


「バレンシアは好きなコース。反時計回りで、僕のライディングスタイルに合っている。当然、ポイント差を考えたレースができればいいけど、あまり考えないようにしたい。簡単ではないので、自信過剰にならずに、バレンシアに臨む」


「僕たちをここまで導いたのと同じメンタリティ、同じ仕事のやり方をキープして、全力をつくそう。最初のセッションから速く走ることが重要だ」


ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング5位)


 今シーズンはここまで第4戦スペインGPでの1勝に止まり、ランキング5番手で最終戦を迎えるダニ・ペドロサ(ホンダ)。ランキング4番手のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とは12ポイント差と逆転の可能性を残している。


 バレンシアでは、2012年にポール・トゥ・ウイン、2013年に2位、2014年に3位、2015年に3位と表彰台獲得しており、ペドロサが得意とするコースだが、昨年は転倒リタイアに終わっている。


「いい結果でシーズンを終わらせる意気込みとポジティブなメンタリティーを持って、バレンシアに臨もう。バレンシアは、いつも素晴らしい雰囲気に包まれ、ファンから大きなエネルギーがもらえる」


「マレーシアでマシンのセットアップが一歩前進したことで、今週末に向けて自信を与えてくれる。バレンシアは大好きなコース。過去にはうまく走ることができ、いいリザルトを獲得したことがあるので、バイクのセットアップのいい仕事をして、いいレースができることを期待している」


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