スーパーフォーミュラ・ライツ第6大会鈴鹿は野中誠太と中村仁がポールポジションを分け合う
2024年11月9日(土)10時37分 AUTOSPORT web

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会は11月9日(土)、三重県の鈴鹿サーキットで第16戦/第17戦の公式予選が行われ、第16戦は野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC)が、第17戦は中村仁(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)がポールポジションを獲得した。
2024年のスーパーフォーミュラ・ライツは第1大会のもてぎが延期となったことから、迎えた第6大会の鈴鹿は最終大会ではなくなっているものの、シリーズ終盤の重要な一戦となっている。今回はスーパーフォーミュラ第8戦・第9戦との併催イベントで、11月7日(木)から3回の専有走行が行われてきたが、総合トップタイムを記録したのは野中。TOM’S勢が好調で上位を占めていったが、これに今回好調の荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)が食い込む構図となっていた。
迎えた11月9日は8時15分から晴天のもと16戦の公式予選がスタートしたが、各車はアウトラップから3〜4周目にアタックラップを展開。まずは1分51秒807を記録した小出峻(HFDP WITH TODA RACING)がこの時点での最速タイムを記録するものの、これをTOM’S勢が上回っていった。4周目に1分51秒305を記録したのは野中で、トップに躍り出た。
これに続き2番手には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)、3番手に中村仁(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)と一時はTOM’S勢がトップ3を占めていったが、古谷のタイムは走路外走行で抹消に。さらにチェッカー間際には、専有走行から好調の荒尾が1分51秒367にタイムを上げ、2番手に食い込んだ。
最終的に野中のタイムを上回るドライバーは現れず、第16戦は野中がスーパーフォーミュラ・ライツ参戦以来初めてのポールポジションを獲得した。2番手には荒尾、3番手には中村が続いた。ランキング首位の小出峻(HFDP WITH TODA RACING)は4番手となった。
第16戦の公式予選の後、10分間のインターバルで迎えた第17戦の公式予選でもまずは小出が1分51秒029を記録。野中はわずかなトラブルもあり、小出に続く1分51秒054となる。これに小林利徠斗(モビリティ中京 TOM’S 320 TGR-DC)が続くも、チェッカー間際にこれを上回ってきたのは中村。1分51秒009までタイムを縮め、今季2回目のポールポジションを獲得した。
2番手には小出、3番手には野中、4番手は小林、荒尾は第17戦は5番手につけることになった。マスタークラスは第16戦、第17戦とも清水康弘(GNSY 324)がポールを獲得した。第16戦の決勝レースは12時25分にスタートする。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会
第16戦公式予選結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Qualify | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 野中誠太 | PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC | 1’51.305 | 4/5 | |
2 | 2 | 荒尾創大 | HFDP WITH TODA RACING | 1’51.367 | 5/5 | |
3 | 35 | 中村仁 | モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC | 1’51.613 | 4/5 | |
4 | 50 | 小出峻 | HFDP WITH B-MAX RACING | 1’51.641 | 5/5 | |
5 | 38 | 小林利徠斗 | モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC | 1’51.642 | 5/5 | |
6 | 1 | K.フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX | 1’52.112 | 4/5 | |
7 | 5 | 入山翔 | IRISアルビレックス-RT | 1’53.840 | 4/5 | |
8 | 8 | M | 清水康弘 | GNSY 324 | 1’54.011 | 3/5 |
9 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON 324 | 1’55.824 | 5/5 |
10 | 13 | M | 藤原誠 | TEAM DRAGON 324 | 1’56.202 | 3/5 |
11 | 4 | M | 今田信宏 | JMS RACING TEAM | 1’56.722 | 5/5 |
12 | 37 | 古谷悠河 | Deloitte. HTP TOM’S 320 | 1’58.552 | 5/5 |
天候:晴れ 路面:ドライ
No.37は、当該ラップタイム(1’51.309)不採用 (全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則 第19条1及び2. (走路外走行))
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会
第17戦公式予選結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Qualify | Laps |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 35 | 中村仁 | モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC | 1’51.009 | 4/5 | |
2 | 50 | 小出峻 | HFDP WITH B-MAX RACING | 1’51.029 | 4/6 | |
3 | 36 | 野中誠太 | PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC | 1’51.054 | 4/6 | |
4 | 38 | 小林利徠斗 | モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC | 1’51.094 | 4/5 | |
5 | 2 | 荒尾創大 | HFDP WITH TODA RACING | 1’51.129 | 5/5 | |
6 | 37 | 古谷悠河 | Deloitte. HTP TOM’S 320 | 1’51.164 | 4/5 | |
7 | 1 | K.フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX | 1’51.554 | 4/5 | |
8 | 5 | 入山翔 | IRISアルビレックス-RT | 1’52.955 | 4/5 | |
9 | 8 | M | 清水康弘 | GNSY 324 | 1’53.663 | 3/4 |
10 | 13 | M | 藤原誠 | TEAM DRAGON 324 | 1’55.070 | 4/5 |
11 | 4 | M | 今田信宏 | JMS RACING TEAM | 1’55.271 | 4/5 |
12 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON 324 | 1’55.552 | 5/5 |
天候:晴れ 路面:ドライ
No.38は、当該ラップタイム(1’51.196)不採用 (全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則 第19条1.及び2. (走路外走行))
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