富士市立が初優勝に王手、貫いた攻撃的スタイル

11月9日(土)21時14分 日刊スポーツ

先制点を決めてスタンドへ向かう富士市立の選手たち(撮影・古地真隆)

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<全国高校サッカー選手権静岡大会:富士市立1−0常葉大橘戦>◇準決勝◇9日◇袋井市・エコパスタジアム

創部30年目の富士市立が、東部勢初の優勝に王手をかけた。常葉大橘戦の前半39分、MF望月太陽(3年)が、クロスを頭で合わせて決勝ゴール。1−0で接戦を制した。決勝は、16日午後1時半からエコパスタジアムで行われる。
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富士市立が、東部勢で初めて決勝に進出した。0−0の前半39分、望月が試合を動かした。FW進藤克樹(3年)の右クロスを頭で押し込んで先制。中盤の底からエリア内まで駆け上がり、ネットを揺らした。「ゴール前に人数をかけないと、点は取れないと分かっていた。思い切って上がった」と胸を張った。得点後は、全校生徒が応援に駆け付けたスタンドへ向かった。「休日を返上して来てくれた。感謝を伝えようと思った」と話した。
常葉大橘とは5月の県総体3回戦で対戦。優位に試合を進めながらも、終盤に決勝点を許して0−1で敗れた。杉山秀幸監督(46)は「我慢して攻め続けることが、我々のテーマ。じれずに良くやってくれた」。先制後も守りに入らず、最後まで攻撃的なスタイルを貫いた。「常にゴールを目指し、決定機もつくれていた。次につながると思う」と手応えを示した。
ボールの保持率を上げ、高い技術でゴールに迫るスタイルは、静岡学園と共通している。進藤は「負けたくない。富士市立のサッカーを全国の人に知ってもらいたい」。県高校サッカーの歴史を塗り替え、全国切符をつかみ取る。【古地真隆】

日刊スポーツ

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