ラリー・ジャパン見据えたセントラル・ラリー閉幕。勝田「びっくりするくらいお客さんがいてくれた」

11月10日(日)20時42分 AUTOSPORT web

 セントラル・ラリー愛知/岐阜2019は11月10日、SS7〜14までの競技2日目が行われ、“本戦”となる2020年WRC世界ラリー選手権第14戦『Rally Japan(ラリー・ジャパン)』へ向けたリハーサルは、大きな混乱なく大会全日程を終えた。


 10年ぶりに復活する2020年ラリー・ジャパンに向けたリハーサルイベントに位置づけられるセントラル・ラリー。競技2日目の10日(日)は愛知県だけでなく、岐阜県も走行するスケジュールで行われた。


 予定されていた7SSのうち、SS14については競技進行の遅れにより、新井敏弘(スバルWRX STI)や勝田範彦(スバルWRX STI)などが走る国内格式部門のみ走行キャンセルとなったが、勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)などが参加している国際格式部門は予定されていた全ステージを走りきり、セレモニアルフィニッシュが行われる愛・地球博記念公園(モリコロパーク)へ帰還した。


「しっかり最後まで日本のラリーファンのみなさんの前で走りきれてうれしいです」と勝田。


「今日(SS14を終えて)サービスパークに戻ってくるときも、こんな遅い時間まで歩道から手を振ってくださる姿が見えて、本当に心強かったです」


「僕もびっくりするくらいのお客さんがサービスパークやリエゾンにいて、僕自身最後まで楽しみながら走り切ることができました。来年、もっとそういう方が増えてラリーの魅力やラリー自体を知っている方が増えてくれたらうれしいですし、モータースポーツ全体を盛り上げられるようがんばりたいです」

今大会で日本の公道を初走行したトヨタ・ヤリスWRC
今大会で日本の公道を初走行したトヨタ・ヤリスWRC
セントラル・ラリー愛知/岐阜、競技初日の“Mikawako”ステージでは神社の前を通過
セントラル・ラリー愛知/岐阜、競技初日の“Mikawako”ステージでは神社の前を通過


「今回のコース設定は林道などナロー(道幅が狭い)でツイスティ、タイトなコーナーが多い日本特有のコースでした。そういった場所を車幅の大きいワールドラリーカーで走り切ることができました。難しい面もありましたけど、来年に向けて僕自身もいい経験を積むことができました」


「今回で今年のラリーは一区切りです。来年、どのイベントから出場するのかはまだ決まっていませんが、もし(WRC開幕戦)モンテカルロに出られるのであれば、そこからしっかり最終戦の日本まで、大きく成長できるよう頑張って、皆さんの前でまたいい走りができるようにしたいですね」


 シトロエンC3 R5をドライブした新井大輝は、セレモニアルフィニッシュで「日本でこの規模のラリーを開催するにあたり、たくさんの人が動いてくれたと思います。そういった人たちに感謝を伝えたいです」と語った。


「初めてこうやって大きい道を使って、一目に触れるところでラリーをできたのは今回が初めてだと思います。これをきっかけに全日本ラリー選手権をはじめ、どんなラリーでもこういった規模で開催できるようになれば、将来的にも盛り上がるんじゃないかと思いました」


 なお、暫定結果では国際格式部門では勝田が1時間19分33秒3で優勝。3分50秒差のクラス2位に新井大輝、6分18秒差のクラス3位に福永修(シュコダ・ファビアR5)が続いた。


 国内格式部門もSS1で部門トップにつけた鎌田卓麻(スバルWRX STI)が逃げ切り優勝。2位に新井敏弘、3位に勝田範彦とスバル勢が続いている。

スパークリングファイトでは優勝した勝田貴元に“攻撃”が集中
スパークリングファイトでは優勝した勝田貴元に“攻撃”が集中


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