ペター・ソルベルグがセントラル・ラリー登場。ラリー・ジャパンで「息子の走りを見られるはず」

2019年11月10日(日)15時52分 AUTOSPORT web

 2019年限りで世界選手権レベルのモータースポーツから退くとしているペター・ソルベルグが、セントラル・ラリー愛知/岐阜2019の開催地である愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に登場。デモランを披露したほか、トークショーなどに出演し、集まったファンに感謝を伝えた。


 2003年のWRC世界ラリー選手権、2014〜15年のWorldRX世界ラリークロス選手権でシリーズチャンピオンに輝いたペター・ソルベルグは、4月に2019年限りでモータースポーツの第一線から退くと表明。以降は世界各地のイベントを訪れ、長年の声援に対する感謝を伝える“さよならツアー”を行ってきた。

トミ・マキネンとペター・ソルベルグは9日にもトークショーを実施


 今回、ペター・ソルベルグはその“さよならツアー”の意味も込めて来日。9日に愛知県新城市で行われたスバルのイベントに登場し、10日には2020年ラリー・ジャパンのリハーサルイベントとして開催中のセントラル・ラリー愛知/岐阜に姿を見せた。

デモランではスタート地点へ向かう途中、リヤゲートが開いてしまうハプニング
ペター・ソルベルグはモリコロパーク内のサイクリングコースでデモランを披露した


 9時30分に行われたデモランではスバル・インプレッサWRXで、モリコロパーク内のサイクリングコースを走行。スタート地点に向かう道中でマシンのリヤゲートが開いてしまうハプニングもあったが、迫力ある走りで集まったファンを沸かせた。


 その後、13時30分にはWRC参戦時代にチームメイトだったトミ・マキネンとのトークショーに臨んだ。「昨日のイベントには多くのファンが集まってくれた。3000人以上のファン、1200台ものスバル車が集ってくれたんだ」とペター・ソルベルグ。

トークショーに臨んだトミ・マキネンとペター・ソルベルグ


「2020年にラリー・ジャパンが復活することをうれしく思うよ。北海道で行われた第1回目のラリー・ジャパンで総合優勝して、当時の記憶が鮮明に残っているからね。日本のモータースポーツにとって、このエリアでラリー・ジャパンが開催されることは本当に大きな意味を持つと思う」


「本来は息子(オリバー)と妻(パネラ)もここに来る予定だったんだけど、先日息子は自転車に乗っていて右肘を骨折してしまい、来日することができなくなってしまった。ただ、3週間程度で治るケガだし、2020年のラリー・ジャパンでは息子の走りを見られるはずさ」


 10月に行われたWRC第12戦ラリーGBでオリバーの走りを間近に見ていたマキネンは「彼はどんなコンディションでも安定していた。いい走りだったし、速さもあった」とコメント。「彼のような若い世代や、タカモトさん(勝田貴元)やヒロキさん(新井大輝)のような若手ドライバーが頭角を表すことはラリー界にとっても重要だ」と続けた。


 このトークショーは、マキネン&ペター・ソルベルグの“黄金コンビ”を見届けようと、何重もの人だかりができるほどの盛況ぶりだった。


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