アメフト神戸大が全日本切符「就活をしないと」主将

11月10日(日)20時54分 日刊スポーツ

京大対神戸大 勝利し喜ぶ神戸大の選手たち(撮影・黒河謙一)

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<アメリカンフットボール関西学生リーグ:神戸大16−7京大>◇10日◇最終節◇最終日◇万博記念球技場

神戸大が京大を16−7で下して5勝3敗でリーグ3位となり、全日本大学選手権への初切符を得た。
この日のために1年をささげた。主将の中谷建司(4年)は「就活をしないと決めたのが、この1年のアメフトへの(本気度の)現れ」。単位取得が完璧なこともあり、今夏終わりから来春まで休学を決意。練習時間を十分に確保し、その分をアメフトへの部活動にあてた。
高校まではサッカー一筋。「レシーバーがかっこよくて」と学内でも人気の同部に入部を決めた。今では「このスポーツを取ったら僕の持ち味は何なのかというくらいの存在」というくらいアメフト命だ。
この日はサッカーのサイドハーフのポジションで鍛えた判断力を生かし、第2クオーター(Q)に相手陣27ヤード付近から、先制のFGを成功。第3、4QでもFGを決めこの試合3度のFG。10得点した第4Qでは、RB森分優人(2年)のTDランに続いてPATを決め、勝利に大きく貢献した。
神戸大・レイバンズは8割が大学までは未経験者。監督を置かずに、ヘッドコーチと学生で組織する学生主体のチーム。同じく大学まで未経験者だった選手同士が互いの境遇を理解し、知識を与え合ってきた。
主将を務める中谷は、理想の主将像を「全てのことを完璧にこなせる人」と定め、練習では率先して先頭に立った。時には下級生に厳しい言葉をかけ、部員の模範となるべく行動した。皆が頼ってしまうからと副将はあえて置かない。
その分「4年生全員が主将の役割をしてくれるくらい、考えて行動できるようになった。監督のいないチームでなるべく姿になれた」と、これまでの歩みを振り返る。「有名私大を国立が倒すところを見せたい」。甲子園ボウル出場をかけ、関西3位校として、西日本代表校戦(17日、名古屋市港サッカー場)に乗り込む。下克上を目指す。【望月千草】

日刊スポーツ

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