立命大が雪辱V「ファミリープロジェクト」で一つに

11月10日(日)20時44分 日刊スポーツ

第4Q、相手ディフェンスを振り切りTDを決める立命大RB立川(撮影・黒河謙一)

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<アメリカンフットボール関西学生リーグ:立命大18−7関学大>◇10日◇最終節◇最終日◇万博記念競技場

立命大が2連覇を決めていた関学大を18−7で破り、6勝1敗で並んで両校優勝となった。
2年ぶり12回目のリーグ優勝。立命大は直接対決の勝利により、関西1位校として全日本大学選手権に出場する。今季限りで勇退の鳥内秀晃監督(60)率いる関学大は、全勝優勝を阻まれ2位校。今季から出場する3位校で、神戸大が初切符を得た。関学大は16日に西南学院大、神戸大は17日に中京大と対戦。それぞれの勝者が24日に戦い、立命大と西日本代表決定戦(12月1日、万博記念競技場)を行う。
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勝てば1位、負ければ神戸大、関大と並び、抽選次第では最悪4位もあった。その大一番、9点リードの第3クオーター(Q)で関学大にTDを決められ、9−7と2点差。悪い流れを断ち切ったのがRB立川玄明(3年)のTDだった。第4Q、相手陣営3ヤードから中央突破。エンドゾーンを駆け抜けた。「OLががんばってくれて(ディフェンスに)穴が開いていた」。
昨年の西日本代表校決定戦で、試合終了間際に逆転のFGを決められ、19−20で敗北。「あの悔しさが今日の勝ちにつながった。キャプテンががんばって、チーム一丸になれた」。原動力になったDL鈴木総司郎主将(4年)をたたえた。
現4年生は「リーダーシップがない学年」と言われた。だからこそ、意見を出し合った。そんな中、鈴木が発案した「ファミリープロジェクト」。ポジションや学年、スタッフに関係なく、16人程度のグループを作り、家族のような組織になろうと立ち上げた。鈴木は「昨年負けたとき、4回生は泣いていたが、下級生とは温度差があった。そこをひとつにするために始めた。グループでご飯に行ったり、下級生の不安を聞いたりした」。徐々にまとまり、勝利を呼び込んだ。
甲子園ボウル出場を懸けた一戦は3週間後。最後に出場したのは15年。誰も甲子園を経験したことがない世代となった。古橋由一郎監督(54)は「甲子園になんとしても行きたい。4回生を中心にチーム一丸となって行きたい。ドラマは終わってない」と日本一に焦点を絞った。【南谷竜則】

日刊スポーツ

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