巨人4位井上は背番90「空っ風スライダー」で斬る

11月10日(日)19時53分 日刊スポーツ

仮契約を行った巨人ドラフト4位の前橋商・井上(中央)は、内田スカウト(左)、長谷川スカウト部長と記念撮影(撮影・島根純)

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ヒューン、ヒューン! 上州から空っ風小僧がやってくる。巨人ドラフト4位の前橋商・井上温大投手(18)が10日、群馬・前橋市内のホテルで仮契約。契約金4000万円、年俸540万円でサインした。
赤城山から吹き下ろす風が左腕を強くした。群馬は冬に吹く「空っ風」が名物。前橋商のグラウンドも冬場の走り込みの際は、ビュービューに吹き荒れていた。「風が強い時は足が進まない。タイム走とか設定時間を切れなかった」と回想。向かい風の中、300メートルを1分で走り抜く練習を重ね、下半身を鍛え上げた。もちろん風を読む力も抜群。「風が強い日は変化球を多めに使った」と味方にし、指先の感覚も養った。
つむじ風のように打者をきりきり舞いにしてきた。175センチ、71キロとスラッとした体形から放たれるのは最速146キロの直球と必殺の「空っ風スライダー」。落差とキレを追い求め、奪三振を積み重ねた。「縦スラのイメージは消えるように。横は左打者の腰が引けるように。(楽天の)松井裕樹さんのスライダーみたいな感じを目標にしています」と勝負球に自信を示す。
背番号は田口が長らくつけた「90」に決定。「田口選手のように早く1軍に定着して、活躍したい」。高卒左腕の出世番号を追い風に、羽ばたく。【島根純】(金額は推定)

日刊スポーツ

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