仙台、清水破り自力残留あと1勝 関口弾の不敗神話

11月10日(日)18時38分 日刊スポーツ

前半20分、先制ゴールを決めて喜ぶ仙台MF関口(右奥)ら(撮影・山田愛斗)

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<明治安田生命J1:仙台2−0清水>◇第31節◇10日◇ユアスタ

ベガルタ仙台が勝ち点で並ぶ清水エスパルスを2−0で破り、残留を大きく手繰り寄せた。前半20分にMF関口訓充(33)が先制ゴール。
後半3分にはDF平岡康裕(33)がCKから頭で追加点を挙げ、J1ホーム通算300ゴール目を奪った。ユアスタでの勝利は5試合ぶりで、11位に浮上。16位以上を確定させて自動降格回避が決まった。残り3試合で1勝すれば自力残留となり、早ければ次節23日のアウェーG大阪戦で決まる。
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不敗神話継続だ。関口は今季の4ゴールすべてをユアスタで決め4戦全勝。FW長沢がMF道渕との粘り強い守備で相手からボールを奪った。そしてDF蜂須賀を経由し、FWハモン・ロペスがターンしながらゴール中央にパス。左から入ってきた背番号7が、右足で落ち着いて流し込んだ。「最後のシュート以外は何もやっていない。駿(長沢)がボールを取り、ハモンにつなげてくれて打つだけだった。FWに感謝したい」。前線から何度も献身的なプレーを見せた2人をたたえた。
関口は守備でも縦横無尽に走り回り、完封に貢献した。マッチアップした攻撃的右サイドバックのDFエウシーニョに激しいプレスで自由を与えず、攻撃の起点をつくらせなかった。さらにコンパクトな陣形を保つため、ボランチのMF富田、松下へは常に声をかけ続けた。「中盤を向こうに支配されると苦しくなる。『焦れずにスライドして耐えよう』と話していたので、今日のゲームはパーフェクトだった」と手応えを口にする。
6月の東京、札幌戦で決勝弾、8月の磐田戦では先制弾と、勝利に導くゴールでユアスタを熱狂させてきた。この日はチームバスがスタジアムに入る際にサポーターが大声援を送った。「その思いをピッチで表現するだけだった」と結果で応えた。勝ち点が近い相手との連戦が続いており、前節2日は神戸に敗戦。関口は「見えないプレッシャーがあった。できれば優勝争いのプレッシャーの中でやりたかったが、勝ち点3を取れて良かった」。次戦も38ポイントで並ぶ9位G大阪。入れ替え戦となる16位湘南とは7ポイント差に広げ、1桁順位でのフィニッシュも見えてきた。【山田愛斗】
◆仙台残留の条件は? 仙台は勝ち点38で入れ替えプレーオフ圏の16位湘南と同7差、自動降格圏の17位松本と同8差、最下位磐田と同13差。リーグ戦は残り3試合で最大獲得勝ち点は9だが、最終節で湘南と松本が直接対決。仙台は仮に3戦3敗でも湘南、松本がともに上回ることはなく、この日で16位以上が確定した。また最終的に勝ち点で並ばれても、得失点差で仙台(マイナス6)は湘南(マイナス24)、松本(マイナス15)より優位な状況にいる。

日刊スポーツ

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